断片から見た世界
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【断片から見た世界】『告白』を読む 「同じ一つの時代を生きること」
「同じ一つの時代を生きること」の意味:『存在と時間』における「運命」の概念をめぐって『存在と時間』の議論によるならば…
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【断片から見た世界】『告白』を読む 「運命」の次元を生きること
「命運」から「運命」へ:一つの時代を生きるとは、いかなることを意味するか?『存在と時間』の議論によるならば、現存在で…
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【断片から見た世界】『告白』を読む 「実存の本来的歴史性」
「命運」とは何か?:「実存の本来的歴史性」をめぐる問い『存在と時間』の議論によるならば、現存在であるところの人間の実…
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【断片から見た世界】『告白』を読む 「反復」を通して見出されるもの
歴史は何によって作られるのか?:「遺産」を伝承する実存のあり方とは「歴史を生きるとは、何を意味するか?」という問いに…
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【断片から見た世界】『告白』を読む 『遺産』の内の最たるもの
人間存在にとって、最も本質的な意味における「遺産」とは何か?:「歴史性」の根源を問う私たちは「哲学の元初」を探ること…
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【断片から見た世界】『告白』を読む 「遺産」を受け継いで生きること
人間存在にとって、「歴史を生きる」とは何を意味するのか?:「哲学の元初」へと進んでゆくことの必然性を探る私たちは、「…
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【断片から見た世界】『告白』を読む 「元初」に再び遭遇すること
「元初を反復し、別の元初へと変身させること」私たちは「存在の意味への問い」を問い進めることを通して、「哲学の元初」と…
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【断片から見た世界】『告白』を読む 「哲学の元初」
「哲学の元初」:私たちは、なぜ哲学することへと向かっているのか?ハイデガーの思索を手がかりにして「存在の意味への問い…
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【断片から見た世界】『告白』を読む 存在の歴史と、「遺産」を受け継ぐこと
「存在の歴史」:哲学の歴史の始まりを探る私たちは、「存在の歴史」という問題圏のうちに入り込んでいます。そもそも、思索…
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【断片から見た世界】『告白』を読む 「存在の歴史」の始まりに向かって
「存在論的差異」の概念に含まれている「歴史性」のモメント:哲学にとって、歴史とは何を意味するかすでに見たように、ハイ…
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【断片から見た世界】『告白』を読む 問いの到来
「存在論的差異」の概念:その内実と広がりを問う私たちはマルティン・ハイデガーの哲学における最重要概念の一つである、「…
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【断片から見た世界】『告白』を読む 見えないものを探し求めること
「存在論的差異」の概念:ハイデガーからアウグスティヌスへ思索者としてのハイデガーにとっては、「存在」そのものを、そし…
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【断片から見た世界】『告白』を読む 「血を流してでも問うに値するもの」
「存在の意味への問い」を問うことは、「生きることの意味」とどのように関わるのか?:ハイデガーとアウグスティヌスの探求…
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【断片から見た世界】『告白』を読む 読むことの本質
現代とは、いかなる時代であるか?:「存在の意味への問い」との関連において考える思索する人間として、「存在の問い」をそ…
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【断片から見た世界】『告白』を読む 命を注ぎ込むようにして、問いを問うこと
「『存在の意味への問い』は現代の人間の運命に、どのように繋がっているのか?」2023年の現在にあって、アウグスティヌスの…
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【断片から見た世界】『告白』を読む 「究極の襞」
「ある」ということそのものの意味を問い直す:2023年の現在において、哲学はどこへ向かってゆくべきか私たちはアウグスティ…
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【断片から見た世界】『告白』を読む 「存在の意味への問い」に向かって
アウグスティヌスに起こった変容:「存在の意味への問い」を問い直すためにアウグスティヌスと神との出会いは彼にとって、「…
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【断片から見た世界】『告白』を読む 「心」とは何か?
「声」の経験は、アウグスティヌスを「信じる人間」へと変えた31歳の頃のアウグスティヌスにとって、「声」の経験は「ある」…
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【断片から見た世界】『告白』を読む 「存在」の問題圏へ
「声」は語る:「ミラノの見神」から存在の哲学へ『告白』の叙述によると、真理の探求のうちで「不変の光」を目にすることに…
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【断片から見た世界】『告白』を読む 「脱存」としての実存
「真理の囚人」:「自己」と「他者」の関係について考える「ミラノの見神」体験は、探求のただ中にあったアウグスティヌスを…