シリーズ「あの頃、私はエキュかった!」⑧ 半径1mの世界の先 【Road to えきゅぷろ2022】

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私は、クリスチャンホームで育ったわけでもなく、学校も公立校に通っていたため、幼少期から通う教会でしか、クリスチャンの仲間がいませんでした。

幸いにも私の通う教会には同年代の子どもが多く、そこのつながりだけで満足して過ごしていました。教会外で出会うのも自分の教派の中高生キャンプくらい。半径1mの世界で暮らしていた私には、「エキュメニカル」と言われてもピンと来ないというのが最初の印象でした。正直、自分の思いを言葉にすることも、伝えたりすることも苦手だからなるべく分かち合いとかしたくないし……と、そういう場から逃げていたところもあります。

ところが、大学で初めて教派の異なる学校へ通うとカルチャーショックだらけ。主の祈りが違う、賛美歌も知っている曲と訳詞が違う、分かち合いの時をひんぱんに持ち、相手のことを知る時間が多い……。これが私の初めてのエキュメニカルな体験でした。

5年前、「えきゅぷろ」の当日プログラムに参加して、世の中にはこんなにクリスチャンの若者がいるんだ……と圧倒されたことを思い出します。そこで分かち合いをした時、〝ああ、うまく言葉にできなくてもいいんだ。みんな同じ神様を信じてるんだな〟と初めて会った人が多い中で、神様が与えてくださったつながりを知ることができました。

あの時、教会の仲間が運営していたから参加した「えきゅぷろ」。参加することに勇気が必要でしたが、半径1mからちょっと勇気を出したら大切な友人たちに出会えたり、仲間の新たな一面を見られて誇らしくなったり……。

まだ出会えてないという方、少し勇気を出してエキュメニカルなブドウの枝につながってみるのはいかがですか? きっと、新たな発見があるかもしれません。待ってます。(スタッフ・つつじ)

【Road to えきゅぷろ2022】 シリーズ「あの頃、私はエキュかった!」⑦一致に伴う多くの痛み、だけどそれが恵み 2021年9月21日

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