【Road to えきゅぷろ2022】 シリーズ「あの頃、私はエキュかった!」①

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「エキュメニカルする気あんの?」

これが、初めて「えきゅぷろ!」の会議に参加した時の私の感想だ。まったくがっかりするような、かえって心に火がついたような、そんな気持ちでいたことを思い出す。

私と「えきゅぷろ!」との出会いは、2017年に開催された第1回の、1カ月と少し前。急きょポスターデザインの引き継ぎをお願いされ、そのポスターの完成を見届けるべく第1回に参加すると、翌年のポスターもお願いされ、気づけば広報班として第2回「えきゅぷろ!」の会議に招かれていた。

会議には教会の一致に情熱を注ぐ若者がそろって、激論でも交わすのだろうとかなり身構えて向かったが、その正体は違っていた。私のように、よく分からずに連れてこられたような人たちの多いこと。そして、そのいろいろな意見にまごついて、まとまる気配のない会議。ついに心につぶやいてしまったのが、「お前ら、まじでエキュメニカルする気あんの?」だった。

教派超えて青年が初の「えきゅぷろ」 〝相違点よりも共通点が多い〟 2017年9月1日

きっと私のように、「えきゅぷろ!」はもっと専門的で、お堅くて、アグレッシブなものと思い込んでいる人も多いのではないだろうか。しかし今、逃げも隠れもせず、これが私たちエキュメニカルプロジェクト実行委員会の正体であり、私たちはこうであってよいのだと言いたい。私たちは誰もエキュメニズムの第一人者ではないし、精力的に教会を一つにしたいわけでもないが、誰一人自分の教会以外に対して敵対意識をもっているわけでもなく、エキュメニズムに対して後ろ向きでもない。私たちはそんな若者たちの集まりであり、その活動は私たちの「もがき」なのだ。

あなたの教会を知って、私の教会をもっとよく知る。同じ主にならう若者として、恐る恐る歩み寄る。手探りで、共に主の求める唯一の教会を分かろうとする。そんな等身大の私たちの姿を知ってほしい。そして、もっとたくさんの若者につながってほしいと願う。(スタッフ・ゆりえ)

【Road to えきゅぷろ2022】 「PR」と「エキュメニズム」 2021年6月21日

 






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