キリスト教書店大賞2023 ノミネート作品決定! 大賞発表は8月上旬

「キリスト教書店大賞2023」(主催:キリスト教出版販売協会)のノミネート作品が発表された。ノミネートされたのは、日本基督教団牧師の平良愛香氏が監修を務めた『LGBTとキリスト教――20人のストーリー』をはじめとする11作品。8月上旬に大賞が発表される予定だ。

同賞は、低迷する出版業界を少しでも活性化させようという目的で2011年に始められ、今年で13回目となる。これまで『愛とゆるし』『ガリラヤのイシュー』『置かれた場所で咲きなさい』『もっと教会を行きやすくする本』『エッサイの木』『聖書人物おもしろ図鑑・旧約編』『聖書人物おもしろ図鑑・新約編』『こころの深呼吸』『わたしはよろこんで歳をとりたい』『今日のパン、明日の糧』『やさしさの贈り物』『ユダよ、帰れ』が大賞に選ばれている。

選出方法は2段階。まず一次選考で、主催するキリスト教出版販売協会に加盟する全国のキリスト教書店の店員が、2022年に出版された本の中から「いちばん読んでほしい本」を投票形式でノミネート作品を選ぶ。それから3カ月の間に、二次選考で大賞が決まる仕組みとなっている。選考結果は、投票に参加した全国のキリスト教書店の店頭、フェイスブック、主なキリスト教新聞、雑誌などで発表する。

2023年ノミネート作品は以下のとおり。(タイトル50音順)

平良愛香 監修『LGBTとキリスト教 20人のストーリー』(日本キリスト教団出版局)
石丸昌彦 著『老いと祝福』(日本キリスト教出版局)
平野克己 著『使徒信条 光の武具を身に着けて』(日本キリスト教団出版局)
アン・ブース 文 サム・アッシャー 絵/真下弥生 訳『たどりつくまで ロバと三人の旅』(新教出版社)
青野太潮 著『どう読むか、聖書の「難解な箇所」 「聖書の真実」を探究する』(ヨベル)
片柳弘史 著『何を信じて生きるのか』(PHP研究所)
フスト・ゴンサレス 著  神代真砂実/高野佳男 訳『21世紀のキリスト教入門 一つの教会の豊かな信仰』(教文館)
サリー・タグホルム/アンドレア・ミルズ 著 フリアン・デ・ナルバエス  イラスト  山崎 正浩 訳『ビジュアル版 はじめての聖書物語』(創元社)
片柳弘史 著『日々を生きる力 あなたを励ます聖書の言葉366』(教文館)
日本キリスト教団出版局 編『八木重吉 家族を詩(うた)う』(日本キリスト教団出版局)
トーマス・レーマー 著 白田浩一 訳『ヤバい神 不都合な記事による旧約聖書入門』(新教出版社)

惜しくもノミネートされなかったけれどもお薦めの良書として、高橋秀典 著『心が傷つきやすい人への福音』(stiaヨベル)と、藤原淳賀 篇 アリスター・E・マクグラス/菊地功/吉田隆/森島豊/朝岡勝/ジェフリー・メンセンディーク 著『大災害の神学 国際神学シンポジウム講演録』(キリスト新聞社)の2冊を「キラリ本」として選んでいる。

 






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