5月7日は粉の日

 

今日5月7日は粉の日です。「5(こ)7(な)」の語呂合わせ。

聖書に出てくる粉はほとんど「小麦粉」です。その中でも有名な聖句は、次のもの。

「かめの小麦粉は尽きず、瓶(びん)の油がなくなることはない」(列王上17:14)

預言者エリヤが貧しいやもめのところに遣わされ、パンを求めたところ、「かめの中に一握りの小麦粉と、瓶に少しの油があるだけです」とやもめは躊躇(ちゅうちょ)しましたが(12節)、エリヤの言葉どおりにしました。すると、「主がエリヤを通して告げられた言葉どおり、かめの小麦粉は尽きず、瓶の油がなくなることもなかった」(16節)。

それを主イエスは、「エリヤはその中の誰のもとにも遣わされないで、シドン地方のサレプタにいるやもめのもとにだけ遣わされた」(ルカ4:26)と認めておられます。私たちも困難な時こそ神に信頼して祝福のみわざを見たいですね。

ベルナルド・ストロッツィ「預言者エリヤとサレプタのやもめ」

雑賀 信行

雑賀 信行

カトリック八王子教会(東京都八王子市)会員。日本同盟基督教団・西大寺キリスト教会(岡山市)で受洗。1965年、兵庫県生まれ。関西学院大学社会学部卒業。90年代、いのちのことば社で「いのちのことば」「百万人の福音」の編集責任者を務め、新教出版社を経て、雜賀編集工房として独立。

この記事もおすすめ