【Road to えきゅぷろ2022】 「えきゅぷろ」っていい名前

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「エキュメニカル」と聞くとなんとなく難しい専門用語という印象があり、少し自分とは遠い距離にある言葉に感じていました。けれど、「えきゅぷろ」はそのイメージを柔らかくし、オープンな感じがするので、私はとても気に入っています。

「えきゅぷろ」結成当初、それまで所属教会の同年代との関わりしかなかった私にとって、スタッフとして活動を始めたことは、自身の教会生活や信仰について向き合う機会となりました。また、自分の教派について聞かれるたびに、なんとなくの答えしか思いつかず、うまく答えられないことが多いのだと知るきっかけにもなりました。

2020年は、私にとって間違いなくえきゅぷろと歩んだ1年だったと言えます。代表を務めることが決まった矢先、新型コロナウイルス感染拡大防止に伴い、集まることができなくなり、その後は共同代表であるあんなさんと何度もやり取りを重ねました。

まず、スタッフ同士の対話の場を設けることになり、オンラインで「ゆりあんなの部屋」と題して定期的に集まるようになりました。その当時の私の心境は、「このまま集まることがなくなり、活動がここで止まってしまうことは避けたい、せめてスタッフとはつながっていたい」という思いでした。そもそも「えきゅぷろ」は有志の集まりで、どこかの組織に属しているものでもないので、活動自体が自然になくなっていくことも十分あり得たのです。しかし、私の中でその選択肢はありませんでした。

その後、オンラインミーティングも定着し、「えきゅぷろ2022」に向かって今もこうして歩みを止めず、活動が継続できていることは大きな喜びです。コロナ禍で、まるで世の中のあらゆることが止まってしまったかのように感じたこともありましたが、今こうして昨年1年間を振り返ってみると、そうではありませんでした。どんな状況でも神様によって自分が用いられているのだと実感できました。

これからも私自身がそうであるように、「えきゅぷろ」が多くの人にとって親しみあるエキュメニカルなプラットフォームとなればうれしいです。(スタッフ・浅野ゆり)

【Road to えきゅぷろ2022】 模索の中の「えきゅかふぇ」の可能性 2021年4月1日

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