カトリック福岡司教区、「緊急事態宣言」解除まで公開ミサは休止

 

大名町カトリック教会(福岡カテドラルセンター)(写真:Atsasebo)

カトリック福岡司教区(教区長:ヨゼフ・アベイヤ司教)は13日、新型コロナウイルスの感染か拡大に伴う緊急事態宣言の対象地区に、福岡県が追加されたことを受けて、今後のコロナ感染症対応周知の文書を発表した。

同教区は昨年11月1日に日本カトリック司教議会が出した「感染症発生時のリスクマネジメント」にある基準に従って、福岡県内では緊急事態宣言が解消されるまで公開ミサの中止を決めた。今回もそれに従い、 福岡県内では緊急事態宣言が解消されるまで公開ミサの中止を決めた。今後、緊急事態宣言が熊本県、佐賀県に及ぶ場合も同じ対応となる。

秘跡、葬儀、教会の諸活動については、日本カトリック司教議会の感染症対応ガイドラインに従うよう呼びかる。また、カトリック教会の重要行事である2月17日の「灰の水曜日」については、ミサが可能であれば、通常、額に行う灰の式を、額ではなく頭に丁寧に行うことを伝えている。

「日本のカトリック教会における感染症対応ガイドライン」(抜粋)は以下のとおり。

③国内における感染症の感染拡大
 国内において感染症の感染が拡大し、行政による緊急事態宣言や営業・移動の自粛要請が出された段階。
◯会衆が参加するミサの中止(会衆が参加しないミサは行うことができる)。
 すべての信徒に対するミサ出席義務免除。
◯原則として、上記のミサを除くすべての教会活動の中止。
◯秘跡
   洗礼、堅信、結婚、ゆるし:延期
   病者の塗油:緊急性のある場合のみ、十分な感染拡大対策をとって行う。
◯葬儀 遺族と相談の上、十分な感染対策を行えば可能。 *火葬のみ済ませ、葬儀は後日行うことも検討する。

 






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