【今日は何の日】1656年10月29日 エドモンド・ハレーの誕生日

主の御名をあがめます。

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◆1656年10月29日 エドモンド・ハレーの誕生日

ハレーさんはよく「ハレー彗星を発見した人」と勘違いされますが、正確には「ハレー彗星の起動計測をした人」です。つまり「ハレー彗星は73年に1回やってくるぞ」ということを計算した人です。

ところで、クリスマスツリーのてっぺんには星を飾りますよね。あの星はイエスさまが生まれた時に現れた「ベツレヘムの星」を現したものなのですが、この「ベツレヘムの星」はハレー彗星なのではないかという説があります。この説が正しければ僕たちはクリスマスのたびに、ハレー彗星をツリーに飾っているのだということになります。

・・・が、ハレーさんの計算や古文書の記録によると、イエスさまが生まれた頃に最も近いハレー彗星の観測は紀元前12年なんです。ちょっと時期が合わないんですよね。と、いうわけで紹介しておいてナンなのですがこの説はあんまり強い説ではないんです。そうじゃない可能性の方が高いです。しかしとは言え、まだベツレヘムの星を「この星だ!」と確定できる説は出ていないので、「ハレー彗星かもしれない」くらいには思っておくと、クリスマスツリーを飾る時にちょっと楽しくなるかもしれません。

それではまた明日。
主にありて。

横坂剛比古(MARO)

横坂剛比古(MARO)

MARO  1979年東京生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科、バークリー音楽大学CWP卒。 キリスト教会をはじめ、お寺や神社のサポートも行う宗教法人専門の行政書士。2020年7月よりクリスチャンプレスのディレクターに。  10万人以上のフォロワーがいるツイッターアカウント「上馬キリスト教会(@kamiumach)」の運営を行う「まじめ担当」。 著書に『聖書を読んだら哲学がわかった 〜キリスト教で解きあかす西洋哲学超入門〜』(日本実業出版)、『人生に悩んだから聖書に相談してみた』(KADOKAWA)、『キリスト教って、何なんだ?』(ダイヤモンド社)、『世界一ゆるい聖書入門』、『世界一ゆるい聖書教室』(「ふざけ担当」LEONとの共著、講談社)などがある。新著<a href="https://amzn.to/376F9aC">『ふっと心がラクになる 眠れぬ夜の聖書のことば』(大和書房)</a>2022年3月15日発売。

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