主の御名をあがめます。
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◆1571年9月29日 カラヴァッジョの誕生日
カラヴァッジョはルネサンス期の後、バロック期に活躍したイタリアの画家で、カトリック教会からの依頼で数多くのキリスト教絵画を残しました。『聖マタイの召命』や『キリストの埋葬』『エマオの晩餐』などが代表作です。
・・・と言うと、敬虔で立派な人物であったかのようなイメージを持ってしまいがちですが、実像はちっともそうではなかったようで、絵を描いている期間以外は召使を引き連れて舞踏会や居酒屋を渡り歩き、ケンカ三昧、放蕩(ほうとう)三昧な生活をしていたようです。ケンカのせいで指名手配されて逃亡したり、大怪我を追ったりと、散々な生活のあげく、逃亡先で熱病にかかって死んでしまいました。38歳の短い生涯でした。
その後長い間、彼の作品は忘れ去られて評価もされませんでしたが、20世紀になってから再評価されてその価値が上がりました。
それではまた明日。
主にありて。