国王チャールズ3世 イースター礼拝で王室一家と離れて座る

国王チャールズ3世(イングランド国教会首長)は、健康を守るため、今年のイースター礼拝で主な会衆から離れて座ることになった。「プレミア・クリスチャン・ニュース」が報じた。

チャールズ国王とカミラ王妃は、今週末にウィンザー城のセント・ジョージ礼拝堂で行われるイースター・マティンス礼拝で、他のロイヤルファミリーのメンバーから距離を置くことになる。

この礼拝は、チャールズ国王が発表されない病型の癌の治療を受けている間、「受け入れられる」環境だと考えられている。

チャールズ国王がこの礼拝に出席することは、国王の病状経過向上を示すポジティブなしるしであり、「物事が正しい方向に向かう兆し」であると、ある宮殿関係者はテレグラフ紙に語っている。

今週初め、カミラ王妃がチャールズ国王に代わって、13世紀まで遡る最古の王室儀式の一つである、毎年恒例のマウンディー・サービス(洗足の木曜日に執り行われる、際立ったクリスチャン奉仕またローカルコミュニティーに変化をもたらした個人に栄誉を与える式)に出席した。

75歳の国王は、そのウスター大聖堂での式には出席しなかったが、音声メッセージを通じて、この伝統的なイースター(復活祭)の儀式が彼の心に秘める深い意味を表明した。

王室のどのメンバーが伝統的な(イースター)礼拝に参加するかはまだ確認されていないが、毎年恒例の集まりの小規模版になると予想されている。

ウィリアム王子、キャサリン妃(ウエールズ公妃)、そしてその子どもたちのジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子は出席しない。キャサリン妃ががんと診断された中、彼らはイースター休暇を一緒に過ごすとみられている。

(翻訳協力=中山信之)

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