【指揮者によって。「滅ぼさないでください」に合わせて。ダビデの詩。ミクタム。ダビデがサウルを逃れて洞窟にいたとき。】
憐れんでください
神よ、わたしを憐れんでください。わたしの魂はあなたを避けどころとし
災いの過ぎ去るまで
あなたの翼の陰を避けどころとします。
いと高き神を呼びます
わたしのために何事も成し遂げてくださる神を。
天から遣わしてください
神よ、遣わしてください、慈しみとまことを。わたしを踏みにじる者の嘲りから
わたしを救ってください。〔セラ
わたしの魂は獅子の中に
火を吐く人の子らの中に伏しています。彼らの歯は槍のように、矢のように
舌は剣のように、鋭いのです。
神よ、天の上に高くいまし
栄光を全地に輝かせてください。
わたしの魂は屈み込んでいました。彼らはわたしの足もとに網を仕掛け
わたしの前に落とし穴を掘りましたが
その中に落ち込んだのは彼ら自身でした。〔セラ
わたしは心を確かにします。神よ、わたしは心を確かにして
あなたに賛美の歌をうたいます。
目覚めよ、わたしの誉れよ
目覚めよ、竪琴よ、琴よ。わたしは曙を呼び覚まそう。
主よ、諸国の民の中でわたしはあなたに感謝し
国々の中でほめ歌をうたいます。
あなたの慈しみは大きく、天に満ち
あなたのまことは大きく、雲を覆います。
神よ、天の上に高くいまし
栄光を全地に輝かせてください。