今日5月20日は世界計量記念日です。
国際的な単位の統一を目的とした「メートル条約」の締結125周年を記念して、2000年から実施されています。1875年のこの日、「メートル条約」が欧米17カ国間で締結されました。
日本では江戸時代から「尺貫法」(尺は長さの単位で1尺は約33センチ、貫は質量の単位で1貫は3・75キロ)が使われていましたが、1885年にメートル条約に加盟し、1921年、法律によりメートル法を使用することが定められました。
聖書に出てくる長さの単位で有名なのは「スタディオン」で、約185メートル。
二十五ないし三十スタディオンばかり漕ぎ出した頃、イエスが湖の上を歩いて舟に近づいて来られるのを見て、彼らは恐れた。(ヨハネ6:19)
岸から5・5キロも離れたところだったら、さすがに弟子たちもギョッとしたでしょうね。
重さでは「シェケル」がよく出てきます。王の秤(はかり)だと1シェケル約13グラム、普通の秤だと約11・4グラム、聖所の秤では約10グラムです。
アブラハムはエフロンに商人の通用銀で四百シェケルを量って支払った。(創世記23:16)
妻のサラを葬るための土地を買った時、アブラハムが支払ったのは銀4キロ以上でした。