8月28日は横浜共立学園の創立記念日

 

今日8月28日は横浜共立学園の創立記念日です。1871年のこの日、米国婦人一致外国伝道協会から派遣されたプライン、クロスビー、ピアソンが「アメリカン・ミッション・ホーム」を設立しました。横浜港開港当時、西洋人と日本人の間に生まれた混血児を救うと同時に、女子教育の必要性を痛感して、ジェームズ・バラの持ち家である山手の48番館を借りて始めたのです。

(写真:IZUMI SAKAI)

ちなみに、横浜共立学園とフェリス女学院、横浜雙葉(ふたば)学園は、横浜市中区山手町にある「横浜の女子御三家」と呼ばれます。フェリス女学院は1870年、米国改革派教会のメアリー・キダーによりヘボン施療所で始まりました。横浜雙葉学園は1900年、フランスから来日したメール・マチルドら修道女によって開校されたカトリックの女学校が前身です。

「主を畏れることは知恵の初め」(箴言1:7)と、「心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい、また、隣人を自分のように愛しなさい」(ルカ10:27)という聖書の言葉を教育の根幹に据え、キリスト教に基づく価値観を基本にしています。

女子学院の源流である櫻井女学校を1876年に創立した櫻井ちかや、高田英語学園を設立した高田敏子も同校で英語を学び、それをきっかけに洗礼を受けています。

また、関東大震災後の1931年に建てられ横浜大空襲でも奇跡的に焼け残った瓦葺きの本校舎は、ウィリアム・メレル・ヴォーリズ設計で、88年に横浜市指定文化財(第1号)となっています。

 






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