【今日は何の日】11月23日 聖ゲオルギオスの祝日(ジョージア)

主の御名をあがめます。

今日もクリスチャンプレスをご覧いただきありがとうございます。

◆11月23日 聖ゲオルギオスの祝日(ジョージア)

聖ゲオルギオスは3〜4世紀頃に活躍した聖人で、現在あるジョージアという国名は彼の名前にちなんだものです。そのジョージアで彼の祝日とされているのが11月23日です。ただ、世界中でこの日に祝われているわけではなく、この祝日は国によって日付が大きく異なります。

13世紀に著された、キリスト教の聖人列伝ともいえる「黄金伝説」によれば、ゲオルギオスは「竜を退治した聖人」です。

とある王国に竜が現れ、人々は毎日その竜に生贄(いけにえ)を捧げなくてはなりませんでした。ある日、生贄を選ぶくじにその王国のお姫様が選ばれてしまいました。さぁ困った!そこにさっそうと現れた勇者ゲオルギオス。「私が竜を退治しましょう!」と冒険の旅に出発し、見事竜を倒しました。めでたしめでたし。・・・と、完全に「ドラゴンクエスト」のストーリーです。と、いうより、世界には様々な「竜退治」の物語がありますが、その原型となっているのがこのゲオルギオスの伝説なんです。

せっかくの祝日ですから、今日はドラクエをやって過ごそうかと思います。
それではまた明日。
主にありて。

横坂剛比古(MARO)

横坂剛比古(MARO)

MARO  1979年東京生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科、バークリー音楽大学CWP卒。 キリスト教会をはじめ、お寺や神社のサポートも行う宗教法人専門の行政書士。2020年7月よりクリスチャンプレスのディレクターに。  10万人以上のフォロワーがいるツイッターアカウント「上馬キリスト教会(@kamiumach)」の運営を行う「まじめ担当」。 著書に『聖書を読んだら哲学がわかった 〜キリスト教で解きあかす西洋哲学超入門〜』(日本実業出版)、『人生に悩んだから聖書に相談してみた』(KADOKAWA)、『キリスト教って、何なんだ?』(ダイヤモンド社)、『世界一ゆるい聖書入門』、『世界一ゆるい聖書教室』(「ふざけ担当」LEONとの共著、講談社)などがある。新著<a href="https://amzn.to/376F9aC">『ふっと心がラクになる 眠れぬ夜の聖書のことば』(大和書房)</a>2022年3月15日発売。

この記事もおすすめ