2019年11月18日(ルカによる福音書 21:5-19)

今週のみことば「終末の審判」

ある人たちが、神殿が見事な石と奉納物で飾られていることを話していると、イエスは言われた。

「あなたがたはこれらの物に見とれているが、一つの石も崩されずに他の石の上に残ることのない日が来る。」

そこで、彼らはイエスに尋ねた。「先生、では、そのことはいつ起こるのですか。また、そのことが起こるときには、どんな徴があるのですか。」

イエスは言われた。「惑わされないように気をつけなさい。わたしの名を名乗る者が大勢現れ、『わたしがそれだ』とか、『時が近づいた』とか言うが、ついて行ってはならない。

戦争とか暴動のことを聞いても、おびえてはならない。こういうことがまず起こるに決まっているが、世の終わりはすぐには来ないからである。」

そして更に、言われた。「民は民に、国は国に敵対して立ち上がる。

そして、大きな地震があり、方々に飢饉や疫病が起こり、恐ろしい現象や著しい徴が天に現れる。

しかし、これらのことがすべて起こる前に、人々はあなたがたに手を下して迫害し、会堂や牢に引き渡し、わたしの名のために王や総督の前に引っ張って行く。

それはあなたがたにとって証しをする機会となる。

だから、前もって弁明の準備をするまいと、心に決めなさい。

どんな反対者でも、対抗も反論もできないような言葉と知恵を、わたしがあなたがたに授けるからである。

あなたがたは親、兄弟、親族、友人にまで裏切られる。中には殺される者もいる。

また、わたしの名のために、あなたがたはすべての人に憎まれる。

しかし、あなたがたの髪の毛の一本も決してなくならない。

忍耐によって、あなたがたは命をかち取りなさい。」