第27回日本福音功労賞に小助川次雄、高田義三、西本一雄、横山義孝の4氏

日本福音振興会(村上宣道会長)は2023年度の「日本福音功労賞」に、小助川次雄(日本ルーテル同胞教団シオンの丘秋田キリスト教会名誉牧師)、高田義三(チャーチオブクライストニュージーランド日本大阪教会牧師)、西本一雄(蕨福音自由教会名誉牧師)、横山義孝(日本基督教団東京新生教会名誉牧師)の4氏を選定し、11月6日、ヤマザキ製パン総合クリエイションセンター(千葉県市川市)で顕彰式を行った。

今回で27回目を数える同賞は、「日本の福音宣教に長年にわたり貢献したこと」「日本の教会に教派を超えて貢献したこと」「日本の福音宣教の専門分野で貢献したこと」「役員全員の一致により推薦できること」を基準として、その功績を顕彰するもの。

祝賀会では、若松史志(日本ルーテル同胞団議長)、松沢力男(日本ホーリネス教団大阪栄光キリスト教会牧師)、北野献慈(日本福音自由教会協議会会長)、深谷春男(日本基督教団新宿西教会牧師)の4氏が祝辞を述べた。

また、終了後に行われた役員会では、村上氏に代わり中島秀一氏(日本イエス・キリスト教団荻窪栄光教会牧師)が、日本福音振興会の新会長に選出された。

顕彰者のプロフィールは以下の通り。

小助川次雄
 こすけがわ・つぎお 1933年秋田県生まれ。秋田大学、米ルーテル同胞聖書神学校卒業。東北大学大学院文学部博士課程(心理学)で単位取得後に満期退学。日本ルーテル同胞教団立聖書神学校名誉校長。東北での開拓伝道と教会形成の働きに貢献。東京基督教大学や秋田大学などで心理学を通し後進の指導に尽力したほか、「こひつじ保育園」の開設にも携わった。

高田義三
 たかだ・よしかず 1940年大阪府生まれ。旅先で信仰を持ち献身、「チャーチオブクライストニュージーランド」の宣教師として帰国し、大阪で「中之島クリスチャンの集い」を開始。「ルイス・パウラ国際大会」「フェスティバル2001」などの大会運営に従事し、東日本大震災では米国救援団体「サマリタンズ・パース」の受け皿として設立された「ジャパンミッションセンター」で支援活動を展開した。

西本一雄
 にしもと・いちお 1932年大阪府生まれ。大阪基督教短期大学、日本福音自由聖書学院卒業。神戸改革派神学校でも学ぶ。日本福音自由教会の草創期から同教会協議会会長を務めるなど、指導的な働きに貢献。第2回ビリー・グラハム大会実行委員、第4回日本伝道会議実行委員長、アジア福音宣教会委員長、日本福音同盟理事、東京キリスト教学園理事などを歴任。日本キングス・ガーデン理事などを通して、社会福祉事業にも尽力した。

横山義孝
 よこやま・よしなり 1926年東京都生まれ。関西聖書神学校卒業。日本基督教団西川口教会、東京新生教会の開拓に従事。ホーリネスの群の東京聖書学校で舎監として伝道牧会者養成に尽力した。超教派の働きであるアシュラム運動に関わり、日本クリスチャン・アシュラム連盟理事長を13年間務めたほか、「こころの友」伝道の発展にも寄与。父英男から児童養護施設「ホザナ園」の働きを継承した。

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