【Road to えきゅぷろ2022】 第2回「教会どうでしょう」

キリスト新聞社ホームページ

第2回「教会どうでしょう」にご参加いただいた皆さま、ありがとうございました(次号に詳報)。

私は第2回のリーダーと、当日の司会者を務めましたが、どちらもたいへんでした。思ったように事が運ばず、苦戦することもありました。また、当日はZoomのブレイクアウト機能が使えず、急きょ予定を変えざるを得なくなりました。そのような中でも、登壇者の英隆一朗神父や、門田純牧師にフォローしていただき、何とか無事に進めることができました。一部では雑な司会者という声もありましたが……(笑)。

今回の対談で一番印象に残ったのは「共に行う」ことの重要性です。私たちはエキュメニズムというと、教派間の対話のように考えてしまいますが、実際は手を取り合って、共に神の国を実現していくものだと思います。そのためには傷つきながらも互いに許容し合い、支え合い、許し合い、一歩また一歩と進まねばなりません。一致はただ目指すためのものではなく、すべてのキリスト者がキリスト者として、「最も小さくされた人」に奉仕するために、一致するのではないでしょうか? 私はそのように考えています。

また、今回の対談を通じて感じたのは「顔を合わせて食事をする」ことの重要性です。きっと私たちは、Zoomの中だけでは真の信頼関係は築けない。画面の中では一緒でも、ふと目を逸らすと独りぼっちです。そんなにさびしい状況で何ができるのでしょうか? 私たちは「オンラインで良い」ではなく、「リアルのためにオンライン」を使っていきたいと思います。

コロナ禍の今は「すべての命を守る」ために、キリスト教において大切な「食卓を囲む」ことが、気軽にできなくなっています。ならば「いつかリアルで食卓が囲める」という希望を、オンラインで分かち合いたいのです。私たちは神の国での食事を楽しみに精一杯生きている人間です。コロナ禍にあっても、リアルを希望に生きていけたらと思います。

まだまだ未熟ですが、今後とも「教会どうでしょう」をよろしくお願いいたします。(スタッフ・濱野洋一郎=カトリック多摩教会信徒)

えきゅぷろ「教会どうでしょう」 コロナ禍 規模の大小でどう違う? 2020年12月25日

 






メルマガ登録

最新記事と各種お知らせをお届けします

プライバシーポリシーはこちらです

 

オンライン献金.com