「コロナ対策の礼拝制限を違憲」 米最高裁が早くも保守色 2020年12月25日

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米最高裁は11月25日、ニューヨーク州が新型コロナウイルス対策で、宗教施設での礼拝に集まる人数を制限した措置を違憲とし、差し止めを命じた。最高裁は5月と7月に同種訴訟で合憲判断をしたが、トランプ大統領の指名で10月に加わった保守派エイミー・コーニー・バレット判事=写真=が「違憲」に回ったことで判断が覆った。早くも保守色が強まったことを印象付けた、とワシントン発の共同通信が伝えている。

ニューヨーク州のクオモ知事は10月上旬、感染拡大の状況に応じて礼拝参加人数を10~25人に制限する措置を講じた。これに対し、カトリック教会とユダヤ教のシナゴーグが撤回を求め、提訴していた。今回の最高裁は「パンデミック(世界的大流行)の最中でも憲法が忘れ去られてはならない。制限は多くの人の礼拝参列を禁じ、信教の自由を保障する修正第1条の核心部分に打撃を与えている」と指摘した。

最高裁は現在、バレット氏を含む6人が保守派、3人がリベラル派。今回はロバーツ氏が再び合憲としたが、バレット氏が違憲と判断した。

最高裁は12月3日にも、カリフォルニア州知事が出した屋内での礼拝制限について、命令を有効と認めた下級審判決を破棄し、差し戻しを命じた。「不当に厳しい制約を教会に課し、宗教上の権利が侵害された」として命令の無効を求めた教会側の主張を支持した。(CJC)

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