2019年9月12日(ヨハネによる福音書 2:1-11)

今週のみことば「自然を従わせる主」

三日目に、ガリラヤのカナで婚礼があって、イエスの母がそこにいた。

イエスも、その弟子たちも婚礼に招かれた。

ぶどう酒が足りなくなったので、母がイエスに、「ぶどう酒がなくなりました」と言った。

イエスは母に言われた。「婦人よ、わたしとどんなかかわりがあるのです。わたしの時はまだ来ていません。」

しかし、母は召し使いたちに、「この人が何か言いつけたら、そのとおりにしてください」と言った。

そこには、ユダヤ人が清めに用いる石の水がめが六つ置いてあった。いずれも二ないし三メトレテス入りのものである。

イエスが、「水がめに水をいっぱい入れなさい」と言われると、召し使いたちは、かめの縁まで水を満たした。

イエスは、「さあ、それをくんで宴会の世話役のところへ持って行きなさい」と言われた。召し使いたちは運んで行った。

世話役はぶどう酒に変わった水の味見をした。このぶどう酒がどこから来たのか、水をくんだ召し使いたちは知っていたが、世話役は知らなかったので、花婿を呼んで、

言った。「だれでも初めに良いぶどう酒を出し、酔いがまわったころに劣ったものを出すものですが、あなたは良いぶどう酒を今まで取って置かれました。」

イエスは、この最初のしるしをガリラヤのカナで行って、その栄光を現された。それで、弟子たちはイエスを信じた。