【指揮者によって。エドトンに合わせて。賛歌。ダビデの詩。】
わたしの魂は沈黙して、ただ神に向かう。神にわたしの救いはある。
神こそ、わたしの岩、わたしの救い、砦の塔。わたしは決して動揺しない。
お前たちはいつまで人に襲いかかるのか。亡きものにしようとして一団となり
人を倒れる壁、崩れる石垣とし
人が身を起こせば、押し倒そうと謀る。常に欺こうとして
口先で祝福し、腹の底で呪う。〔セラ
わたしの魂よ、沈黙して、ただ神に向かえ。神にのみ、わたしは希望をおいている。
神はわたしの岩、わたしの救い、砦の塔。わたしは動揺しない。
わたしの救いと栄えは神にかかっている。力と頼み、避けどころとする岩は神のもとにある。
民よ、どのような時にも神に信頼し
御前に心を注ぎ出せ。神はわたしたちの避けどころ。〔セラ
人の子らは空しいもの。人の子らは欺くもの。共に秤にかけても、息よりも軽い。
暴力に依存するな。搾取を空しく誇るな。力が力を生むことに心を奪われるな。
ひとつのことを神は語り
ふたつのことをわたしは聞いた
力は神のものであり
慈しみは、わたしの主よ、あなたのものである、と
ひとりひとりに、その業に従って
あなたは人間に報いをお与えになる、と。