花嫁の心に寄り添いながら、特別な1日をサポート。ドレスデザイナー・阿久津かおりさん

キリスト教イラスト素材集たまものクラブ

かおりさんがデザインしたドレスをまとい、幸せそうな表情を見せる花嫁 撮影:市川五月(Hajime no Ai)

――どんなお仕事をされていますか?

ウェディングドレスを中心に、服飾デザイナーとして活動しています。

――服飾デザインの道に進もうと思われたきっかけは?

子どもの頃から絵を描くことや工作は好きだったのですが、デザイン学校で出会ったという両親の影響が大きいですね。
特に父からは「デザインを勉強しておくと役に立つよ」と言われていました。
父はプロダクトデザインを専攻していたのですが、その経験からデザイン学校で講師として教えたり、その後は独立して住宅リフォームの会社を立ち上げたりという経験から、伝えてくれていたのだと思います。

人生に一度の大切な日に身に着けるものだから、できる限り希望に沿いたいという。撮影:市川五月(Hajime no Ai)

もう一つは、高校卒業後の進路を考えているときに、姉から「大学に入ってからやりたいことを見つけようなんて、甘い考えだよ」と言われてハッとして。
そのときに自分が本当にやりたいことを勉強しようと考えるようになり、大好きなファッションをを学ぶために服飾大学に進学しました。

――ウェディングドレスのデザイナーは、一般的な服飾デザイナーと比べると数が多いわけではないと思うのですが、志したきっかけは何だったのでしょうか?

周りの友人が就職していく中で、みんなと同じように就職するのはいやだ、海外に行きたいという想いがありました。
そこで大学卒業後、親戚がいるペルーに渡り、1年間ほど滞在しながら、結婚が決まっていた姉のためにウェディングドレスを作っていたんですね。

帰国後、改めて自分の将来について考えたときに、大手のアパレル企業に就職しても、初めはショップ店員からスタートしたり、なかなかデザインの仕事はさせてもらえない。ウェディング業界だったら、早い段階から色々な仕事をする機会があるんじゃないか…と思って、小さなウェディングドレスのアトリエに就職しました。

――お姉さんのドレスを作った原体験が大きな影響を与えたんですね。
多くの場合、ウェディングドレスは一生に一度、特別な日に着る(つもりで選んでいる)ものだから、お客様の思い入れもかなり深そうな気がします。

本当にそうなんです。
1着1着がオーダーメイドですから、デザインを決める上では花嫁さんとのコミュニケーションがとても重要です。
周りに自分やお相手のご家族がいると、花嫁さんはどこか我慢してしまったり、本音が言えないというケースも多いため、試着やフィッティングにはおひとりで来ていただくことをおすすめしています。

花嫁の着付けを行うかおりさんの様子

――わかるような気がします。「これがいいんじゃない?」と言われたら、もうちょっとここが…と思ってもつい「そうね」と言ってしまったり。

どうしても、側に人がいると気を遣ってしまうという方は多いかもしれませんね。
そういった意味では、初対面の私に対してもなかなか心を開きにくい方も多いので、「どんな花が好きですか?」など、一見、ウェディングとは関係なさそうな質問をすることも,,,, 続きをたまものクラブで読む

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