悪い知らせは苦い薬【聖書からよもやま話369】

主の御名をあがめます。

皆様いかがおすごしでしょうか。MAROです。
本日もクリプレにお越しいただきありがとうございます。

聖書のランダムに選ばれた章から思い浮かんだよもやま話をしようという【聖書からよもやま話】、今日は 旧約聖書、詩篇の112篇です。よろしくどうぞ。

 

詩篇 112篇7節

その人は悪い知らせを恐れず
主に信頼して心は揺るがない。
(『聖書 新改訳2017』新日本聖書刊行会)

悪い知らせというのは嫌なものです。当たり前ですが、嫌な知らせを好きな人なんていません。好きならそれは嫌な知らせではないですから。できるものなら避けたいものです。

僕ももちろん、仕事でもプライベートでも悪い知らせを受け取ることが時々あります。その度に落胆したり落ち込んだりしますし、ひどい時は血の気が引いて顔面蒼白になったりもします。不思議なもので、悪い知らせというのはなぜか続けてやってきたります。そんな時期にはもう、電話が鳴るだけで心と体に嫌な緊張感が走りますし、郵便受けをチェックするのも嫌になります。

つまり僕は、悪い知らせに心を振り回されているんです。恐れているんです。しかし聖書には、理想の人間は、つまり罪を犯す前のアダム、神様の設計通りの人間は、悪い知らせを恐れず、心も揺るがせないと書いてあります。そして聖書の約束は、人間はやがて神様の設計通りに復帰するということです。ですから僕もやがていつかは悪い知らせに心を振り回されることがなくなるということです。
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でも確かに、考えてみますと悪い知らせほど僕を成長させてくれたものはないかもしれません。悪い知らせが結果として新しい景色を見せてくれたことだって少なくありません。
子どもが成長するために、親は時として苦い薬も飲ませます。神様も僕に苦い薬を飲ませることがあります。子どもは苦い薬を嫌がりはしますが、恐れはしません。嫌がりつつもちゃんと心のどこかでは、それが自分のためになるものだと知っています。一方で僕は、そして多分人間は誰しも、神様からの苦い薬を嫌がるばかりか、恐れて避けようとしてしまいます。それは心でそれを「毒かもしれない」と思っているんです。神様のくれる薬、ひいてはそれをくれる神様を信頼していないんです。

悪い知らせは苦い薬。そう思っていれば、嫌ではありますけど、恐れる必要はないのだと思います。少しずつでもそんな自分になれればと思います。

それではまた。

主にありて。
MAROでした。

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横坂剛比古(MARO)

横坂剛比古(MARO)

MARO  1979年東京生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科、バークリー音楽大学CWP卒。 キリスト教会をはじめ、お寺や神社のサポートも行う宗教法人専門の行政書士。2020年7月よりクリスチャンプレスのディレクターに。  10万人以上のフォロワーがいるツイッターアカウント「上馬キリスト教会(@kamiumach)」の運営を行う「まじめ担当」。 著書に『聖書を読んだら哲学がわかった 〜キリスト教で解きあかす西洋哲学超入門〜』(日本実業出版)、『人生に悩んだから聖書に相談してみた』(KADOKAWA)、『キリスト教って、何なんだ?』(ダイヤモンド社)、『世界一ゆるい聖書入門』、『世界一ゆるい聖書教室』(「ふざけ担当」LEONとの共著、講談社)などがある。新著<a href="https://amzn.to/376F9aC">『ふっと心がラクになる 眠れぬ夜の聖書のことば』(大和書房)</a>2022年3月15日発売。

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