WVJ 新型コロナウイルス対策子ども支援事業:DV・虐待被害者等の民間シェルター等の活動助成金申請を募集中 9月2日まで

キリスト教精神に基づき世界の子どもを支援する国際NGOワールド・ビジョン・ジャパン(=WVJ、東京都中野区、事務局長:木内真理子)は、「新型コロナウイルス対策子ども支援事業」として、DV・虐待被害者等の宿泊型支援等(民間シェルター等)への活動助成金の申請を受け付けている。締め切りは9月2日(金)午後5時まで。

新型コロナウイルス感染症により子どもたちの学びや遊びなどの環境は一変し、保護者や家庭にも大きな負荷がかかっている状況を踏まえ、WVJでは「新型コロナウイルス対策子ども支援事業」を実施し、子ども支援団体に対する助成金を提供してきた。

第1期(2020年6月~21年3月)では、緊急の食材・弁当等の配布や、子どもの学習支援・遊び場・居場所等のオンライン化による継続等の活動を対象に、延べ20団体・22事業に支援を行った。第2期(21年4月〜22年9月予定)では、従来の対象に加え、長引くコロナ禍で急増中のDV・虐待等被害の状況を憂慮し、特にぜい弱な環境にある子どもに支援を届ける観点から、DV・虐待被害者等の宿泊型支援など(民間シェルター等)に対する活動資金の助成を実施している。

今回、第2期の支援活動の2回目として助成金申請を募集する。助成対象期間は、2022年10月1日~23年9月30日。助成額は、90万円~100万円を設定している。

助成対象事業は、DV・虐待被害者等(主に子ども・親子)に対する宿泊型支援等(民間シェルター等)や、宿泊型支援または宿泊型支援実施団体による関連活動。たとえば、食や学習や居住等の生活を支える活動、啓発、相談、同行支援、情報提供、自立支援、回復支援、外国籍女性や若年女性に対する支援、子どもや親子の心のケア、ステップハウス、支援者養成の研修会、これらのための人件費、施設の固定費等を対象とする。

また、助成対象団体は、▷団体の所在地および助成対象事業の活動地域が東京・神奈川・千葉・埼玉であること、▷上記「助成対象事業」に該当または類似する事業の実績を有すること、▷ 非営利団体で、団体名義の口座を持っていること(法人格の種類や有無、活動年数は問わない)の3点を全て満たす必要がある。

助成対象経費は、助成対象事業の実施に要する経費を対象とする(詳細は募集要項を参照のこと)。ただし、他の助成金や補助金などと使途が重複していない費用に限られる。助成決定前の支出についても、助成対象事業の一部であることが確認できれば助成対象となる。

DV・虐待被害者等の宿泊型支援等(民間シェルター等)への活動助成金の募集要項・申請書類の請求、申請書の提出等および問い合わせは、 fumiko_takahashi@worldvision.or.jp(ワールド・ビジョン・ジャパン支援事業部 開発事業第1課 国内子ども支援チーム・高橋)まで。

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