日本国際飢餓対策機構(ハンガーゼロ)は、9月5日に開催した「定例評議員会・理事会」において、清家弘久理事長の任期満了による退任と沖胡一郎(おきえびす・いちろう)新理事長(元評議員)の就任を決議したことを発表した。
沖胡氏は、1963年東京生まれ。青山学院大学経営学部を卒業後、牧師になる思いが与えられ、国際的なキリスト教徒の宣教団体、YWAM(ユース・ウィズ・ア・ミッション)での訓練を経てシカゴのトリニティ神学大学院で神学修士(Master of Divinity)を取得。ジャパンアライアンス・ミッションで牧師按手を受け、東京都の渋谷や府中で牧師として務めた。
その後1996年から1999年までは韓国オンヌリ教会日本語部、2002年から兵庫県の芦屋で牧師を務め、2022年にカルガリー日系人福音教会日本語部の牧師に赴任し、現在に至る。家族は、妻と2人の子どもの4人家族。現在は長男が独立したため3人で暮らす。ハンガーゼロとは2002年から関わりはじめ、2017年から2022年まで評議員を務めている。
今回、新理事長就任にあたり、沖胡氏は次のように挨拶(あいさつ)した。
このたび理事長に就任しました沖胡一郎です。前任者の歩みに感謝しつつ、皆さまからの信頼を大切に、共に歩んでいけるように努めてまいります。「隣人を愛しなさい」という聖書の言葉に沿う団体として、つながりを大切にしてまいります。今後ともよろしくお願いいたします。
写真提供:ハンガーゼロ