主の御名をあがめます。
今日もクリスチャンプレスをご覧いただきありがとうございます。
◆10月7日 ミステリー記念日
推理小説家の元祖とも言えるエドガー・アラン・ポーが、1849年のこの日に亡くなったことから制定されました。
「ミステリー」という言葉は元々はギリシア語の「ミューステリオン」が語源で、「神の秘密、人間には計りしれないこと」という意味です。そこから、西洋のキリスト教世界では「聖書に記されている神秘的なこと」とか「聖書の謎」を指して「ミステリー」と呼びました。ですから、今でも英語でmysteryと言う語は必ずしも推理小説を指すわけではなく、推理小説のことは「detective story」と言ったりします。
それではまた明日。
主にありて。
MARO 1979年東京生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科、バークリー音楽大学CWP卒。 キリスト教会をはじめ、お寺や神社のサポートも行う宗教法人専門の行政書士。2020年7月よりクリスチャンプレスのディレクターに。 10万人以上のフォロワーがいるツイッターアカウント「上馬キリスト教会(@kamiumach)」の運営を行う「まじめ担当」。
著書に『聖書を読んだら哲学がわかった 〜キリスト教で解きあかす西洋哲学超入門〜』(日本実業出版)、『人生に悩んだから聖書に相談してみた』(KADOKAWA)、『キリスト教って、何なんだ?』(ダイヤモンド社)、『世界一ゆるい聖書入門』、『世界一ゆるい聖書教室』(「ふざけ担当」LEONとの共著、講談社)などがある。新著『ふっと心がラクになる 眠れぬ夜の聖書のことば』(大和書房)2022年3月15日発売。