主の御名をあがめます。
皆様いかがおすごしでしょうか。MAROです。
本日もクリプレにお越しいただきありがとうございます。
聖書のランダムに選ばれた章から思い浮かんだよもやま話をしようという【聖書からよもやま話】、今日は 旧約聖書、創世記の2章です。よろしくどうぞ。
創世記 16章13節
そこで、彼女は自分に語りかけた主の名を「あなたはエル・ロイ」と呼んだ。
(『聖書 新改訳2017』新日本聖書刊行会)
アブラハムの子イシュマエルを産んだハガルは、正妻のサラにいじめられて荒野に逃げました。神様はそんなハガルを気にかけて祝福を与えました。それでハガルは神様のことを「エル・ロイ」と呼びました。「エル・ロイ」というのは「私をみてくださる神」という意味です。ハガルには、神様が自分をちゃんとみてくださる、そして心に留めてくださるということが嬉しかったのだと思います。
日本の神社の神様は、神社に行ってガラガラと鈴を鳴らさないと僕たちに注目してくれないのでしょうか。お寺の仏様はお寺に行ってご本尊の前でお経を唱えないと出てこないのでしょうか。その辺りは神主さんやお坊さんに尋ねてみないとよくわかりませんけれども、教会の神様は、人が教会に行かなくても神様の方から会いにきてくれる神様です。ハガルは荒野で神様にあったのですし、神様はわざわざハガルに会いに荒野まで出向いてくださったんです。自分から会いに行かなくても、向こうから会いに来てくれるんです。
いわゆる「推し」のアイドルかなんかがいたとして、こちらからコンサート会場に会いに行って会えてもそれは嬉しいでしょうが、アイドルの方から自分のところに会いに来てくれたら、それはもう驚くやら嬉しいやら、大変な心境になってしまうことでしょう。でも神様はそれをしょっちゅうやる方です。しょっちゅうというか、毎日やる方です。
聖書には「教会に行って祈りなさい」なんて書いてありません。そうではなく、「誰にもみられない自分の部屋で祈りなさい」と書いてあります。それはそこに神様が会いに来てくれるよ、ということです。「誰にもみられない部屋で」ということは、「二人っきりで会おうよ。サシで腹を割ろうよ」と言ってくれているということです。アイドルでたとえたらこれはもう、とんでもないことですよね。まぁもっとも、実際にアイドルさんがこれをやったら週刊誌なんかに「ファンと個室密会!熱愛か!?不倫か!?」なんてスキャンダルになってしまいそうですけれども。
ともかく、神様と会えるのは教会だけではない、今ここに会いに来てくれる方なのだ、ということは心に刻んでおきたいと思います。
それではまた。
主にありて。
MAROでした。
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