中国基督教協会によって発足した民間の福祉団体「愛徳基金会」(英語名=The Amity Foundation)は1月8日、英文公式サイトに「チベットで発生したマグニチュード6.8の地震の被災者の方々を応援してください!」と題する呼びかけ文を掲載した。
「2025年1月7日にチベットのシガツェで発生した地震に対応して、愛徳基金会は被災地に必需品を届け、その日の夜には配達が完了する見込みです」と、同会は記した。
その呼びかけ文の中で、同会は、「新華社通信によると、2025年1月7日午前9時5分、チベットのシガツェ市ディンリ県でマグニチュード6.8の地震が発生しました。この地震は、震源地から半径20km以内の3つの町と27の村を含む約6900人を被災させました。午後3時時点で、95人が死亡、130人が負傷したと報告されています」と説明した。
「愛徳基金会は1月7日午前11時に緊急対応を開始し、現地のパートナーと連携してインスタントラーメン、毛布、防寒着などの必需品をラサから被災地に調達して届けました」と、同会は支援の経過と成果について述べた。
「5時間半以内に2つの救援活動が完了しました」と同会は記し、その詳細についてこう説明した。「午後2時30分、救援物資の第1弾 (インスタントラーメン500箱、防寒着200枚、毛布200枚) がラサから積み込まれ、発送されました。1月7日深夜までに丁日県に到着する予定です。第2弾(懐中電灯500個、圧縮食品500箱、ランチョンミート500箱)は調達中で、夕方までに発送される予定です」
「寒くて厳しい冬に直面している被災者は緊急支援を早急に必要としています。このページの上部にある『今すぐ寄付』ボタンからAmityに寄付することで、チベットの人々に必要な支援を届けることができます。あなたの支援は、被災者にとって大きな意味を持ちます」と呼びかけている。
(エキュメニカル・ニュース・ジャパン)