Taroです。
今日はクリスマスのことをお話します。
今年も間違いなく12月にはやってきますね。誰もが知っているクリスマスですが、当たり前のようになっていることでも「実は本当にはよく知らない」ということが沢山ありますよね。
今日はクリスマスにまつわるそんないくつかのことを、聖書からあれこれ見ていきたいと思います。
そもそもクリスマスとは? 何がめでたい? 何を祝っているの?
クリスマスはイエス・キリストの誕生をお祝いする日です。
でも何だか不思議ですね。私たちは家族でも友人でも誰かの誕生日をお祝いしてあげます。それはその人の存在を感謝するとともに一年の健康を願い、祝福する意味でなされると思うのですが、イエス様に対してお誕生おめでとうというのも何だか変ですよね。
その季節、世界中でお祝いムードになりますが、多くの人がクリスマスを祝い喜ぶのはどうしてなのでしょう。
クリスマスの語源は?
クリスマス(Christmas)とは、Christ(キリスト)とmass(ミサ)が一つになった言葉です。
ローマ教会においてミサの中心は聖体拝領(プロテスタントでは聖餐式)だと言われます。つまり、受難前夜にイエス・キリストが「これを記念に行うように」とパンとぶどう酒を弟子たちに分かち与えて共に食したのが最後の晩餐ですが、それが引き継がれ体現されてきた儀式がミサ(聖餐式)なのです。キリストの十字架を覚えてその恵みにあずかる儀式なのですが、そうすると、クリスマスとは、「キリストのミサ(聖餐)」というのが本来的な意味になるのですね。
●「聖餐式」について詳しくは、こちらの記事もお読みください。
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