【新生宣教団】 カトリックとプロテスタントの違いって何? 分かりやすく解説!

新生宣教団

プロテスタントとカトリックの違いって何?

こんにちは、ひよこです!
現在世界の人口は約75億人ですが、その中でもキリスト教人口は22億人を超えているともいわれています。日本では少数派ですが、キリスト教は世界で最も信者の多い宗教なんです。
そんなキリスト教にはいくつかの宗派がありますが、その中でも3大宗派「カトリック」「プロテスタント」「正教会」が有名ですね。今日はそれらの宗派がどのようにして生まれたのか、また似ているようで似ていない「カトリック」と「プロテスタント」の違いについてざっくりお話したいと思います!

「カトリック教会」と「プロテスタント教会」の歴史

カトリック教会とプロテスタント教会の歴史年表
キリスト教にはいくつかの宗派があるとお話しましたが、それらは最初から分かれていたわけではなく、もとは一つの宗教でした。ではいつ、どのようにして分かれていったのか、歴史をふまえてお話していきたいと思います!

西方教会、東方教会の誕生と分離

キリスト教は、初代キリスト教会における一つの解釈のもと、イエス・キリストの教えを中心にパレスチナから地中海沿岸のギリシャ、ローマへと広まっていきました。ローマ帝国では多神教が基本だったので、クリスチャンは300年以上迫害を受けて多くの殉教者も出ました。しかし、そのような迫害を受けても拡大は止まらず、後にキリスト教はローマ帝国の国教になります。当時ローマ帝国は東西に分割されて統治されていたので、キリスト教も次第に東西で分かれてそれぞれ独自の傾向を持つようになります。しかし、しばらくすると解釈をめぐって考え方が完全に分かれるようになり、東西のそれぞれのトップが「こっちが正しいキリスト教だ」と相互破門してしまいます。これをきっかけに1054年「西方教会」「東方教会」が決定的に分裂しました。世界史の教科書で一度は聞いたことのある「大シスマ」とはこのことを指しています。「シスマ」とはラテン語で分裂という意味です。
この「東方教会」が後の「正教会」で、ギリシャ正教やロシア正教と呼ばれる教派になっていきます。「西方教会」は「カトリック」「プロテスタント」に分かれることになります。しかしその2つも最初から分かれていたわけではなく、もとはカトリックでしたが、そこからさらに分裂したことによってプロテスタントが誕生しました。つまり、もとは一つのキリスト教でしたが、分裂に分裂をかさね、今の形になったのです。

正教会の誕生

ロシア正教日本の正教会人口は1万人ほどしかおらず、あまり馴染みがないかもしれませんが、カトリックとプロテスタントの説明をする前に少しだけ正教会についてもふれておきますね!
カトリック教会やプロテスタント教会が西ヨーロッパを中心に広がったのに対し、正教会は中近東を中心にギリシャ、東欧からロシアへと広がり、その地域を拠点に現在も多くの信者がいます。正教会の特徴は、イエスの使徒たちの時代から続く教会と神学の伝統を堅く忠実に守ろうとする姿です。そのため、そのまま受け継ぐという古代教会の姿勢に基づき、自らを「正統な教会」、略して「正教会」と呼ぶようになりました。神秘主義が強く、教会にイコンと呼ばれる聖画像があるのが象徴的です。

ローマ・カトリックと教会の腐敗

ローマ・カトリック東西が宗教分裂した後、東側は先程お話したように東方教会(正教会)として成立しますが、西方教会はやがて独自に歩み始めて「ローマ・カトリック」と唱えて、ローマ教皇のもとで発展していきます。名前の通り、もともとのキリスト教の教えにローマ帝国の文化を融合させた教派ということができるでしょう。「カトリック」というのはギリシア語で「普遍的・全般的」という意味があります。
中世のカトリック教会は、聖書だけでなく儀式や教会の伝統も重んじるようになり、整えられた組織や体系をもって大きな影響力をもつようになりますが、それだけに問題も抱えていました。信仰の儀式化や知識化、いわゆる形骸化というものが進んでいくのです。その一つとして「免罪符」があげられます。免罪符とは、自分の罪を神に赦してもらいやすくするために課金するともらえる証書のことで、この免罪符の売上は、カトリック教会にとっては貴重な財源となりました。たしかに宗教的ニーズに応えてはいたのかもしれませんが、結局間違った方法で応えていたのです。しかし、16世紀になると状況が一変する出来事が起こります。このような状況に「それは間違っている!」 と声をあげた人物がいました。それがドイツのマルティン・ルターです。  続きはこちら….

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