質素な食事から知る受験勉強のコツ【聖書からよもやま話459】

主の御名をあがめます。

皆様いかがおすごしでしょうか。MAROです。
本日もクリプレにお越しいただきありがとうございます。

聖書のランダムに選ばれた章から思い浮かんだよもやま話をしようという【聖書からよもやま話】、今日は 旧約聖書、ダニエル書の1章です。よろしくどうぞ。

ダニエル書 1章12節

どうか十日間、しもべたちを試してください。私たちに野菜を与えて食べさせ、水を与えて飲ませてください。(『聖書 新改訳2017』新日本聖書刊行会)

預言者ダニエルは非常に賢く、また美少年だったのでバビロニア王ネブカドネツァルに気に入られて、王の近くにはべる「美少年チーム」の一人になりました。王はダニエルに、自分が食べるのと同じごちそうをやぶどう酒を日々与えましたが、ダニエルはそんな贅沢で自分の心身を汚したくなかったので「どうか野菜と水だけの質素な食事をさせてください」と世話役に願い出ました。世話役は答えました。「そんなことをして君たちが痩せ細ってしまったり、病気になったりしたら私が王様から罰せられてしまうからダメだよ」。ダニエルは答えました。「10日間、試してみてください。それで顔色が悪くなったりすればそれ以上の無理は言いません」。そこで世話役がダニエルの言う通り、彼に野菜と水の食事を与えたところ、10日後、ダニエルは他の誰よりも血色がよく、健康であったので、その後もその質素な食事を続けることになりました。

いわゆるヴィーガンやベジタリアンの方が「ほら、やっぱり菜食の方が体にいいと聖書にも書いてあるよ」と喜びそうな記述です。少なくとも毎日肉だらけ脂だらけの食事をするよりも健康的であることはまちがいないでしょう。

お正月にごちそうを食べすぎて太ってしまったという方も多いかもしれません。僕もそうです。年末よりも1kgも体重が増えてしまいました。ほんの数日ごちそうを食べただけでこれですから、それを1年間毎日続けたら太りに太って体を壊してしまうでしょう。ですから今日からそろそろ麦飯と味噌汁が中心の、普段の粗食に戻そうと思っています。粗食と言っても僕はベジタリアンではないので焼き魚を食べたり、味噌汁の出汁にカツオや煮干しを使ったりはするのですけど。
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現代の栄養学って「これを毎日○○g以上、これは○○g以上、これも○○g以上・・・」と不足を恐れて「これも食べろあれも食べろ」という方向に向きすぎなんじゃないかと思っています。控えましょうと言われるのは塩分と脂くらいのものでしょうか。僕はむしろ現代の食生活って、不足よりも過剰の方が問題なんじゃないかと思っています。現代の日本では栄養不足で体を壊す人よりも、栄養過剰で体を壊す人の方が圧倒的に多いんです。そして、本当に必要な栄養って思っているより意外と少ないものかと思います。最低限のものさえ食べていれば、人の体ってよくできていますから、不足しているものは自分で補えたりもします。

そして食事と同じように知識もまた、本当に必要なものは思っているより少ないのかと思います。現代社会は知識と情報に溢れていて、「あれも知らなきゃ、これも知らなきゃ」と追いかけ回されるような気持ちにもなりますが、本当に必要な知識はそれほど多くはありません。あれやこれやと本や情報を追いかけ回すより、日々少しずつでも聖書を読んでいれば、不足しているものは十分に補えたりもします。聖書っていわば「知恵と知識の完全栄養食」です。

たとえば受験勉強で失敗する原因の一つの大きなものは「あれもこれもと多すぎる参考書や問題集に手を出しすぎる」ことです。ついあれもこれもと手を出したくなりますが、勉強を成功させるコツはそれよりも「やると決めた参考書や問題集を徹底的に何度も繰り返す」ことです。きちんとした参考書や問題集というのは、徹底的にやればそれだけで十分な知識を得られるようにちゃんと編纂されているものです。

質素な食事と質素な勉強、今年はこれを心がけようかと思っています。

それではまた。

主にありて。
MAROでした。

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