W杯:試合に負けたけど、共に祈りをささげるパナマ代表

 

膝(ひざ)をかがめ、天を指さしながら共に祈りをささげる。1次リーグG組第2試合、イングランドに1対6で敗退し、決勝トーナメント進出が閉ざされたパナマ代表だったが、ピッチ上で自分たちの信仰を見事に表現した。

W杯試合後に祈るパナマ代表(写真:ゴスペルプライム)

実はパナマ代表チームは、0対3で敗れた第1戦のベルギー戦終了後も同じように祈りをささげていた。選手のほとんどが福音的な信仰を持つパナマ代表は、ワールドカップ(W杯)の舞台でプレーできたことに感謝をささげているように見えた。

パナマにとって初のワールドカップ本選出場。ディフェンスのフェリペ・バロイ選手がパナマ史上初のW杯でのゴールを決め、選手やサポーターは勝利をもぎ取ったかのような歓喜に包まれた。選手たちの姿がメディアを通して世界を駆け巡った。

バロイ選手はツイッターに、「神様と家族、そしてパナマに感謝します! 祖国にとっての長年の夢が、神の御業によって実現しました!」と投稿した。

本記事はブラジルのキリスト教メディア「ゴスペル・プライム」より翻訳、転載しました。

文:Jarbas Aragão

出典URL:https://noticias.gospelprime.com.br/inglaterra-panama-ora-copa-do-mundo/

吉田暁

吉田暁

(よしだ・さとし)1971年、兵庫県西宮市生まれ、静岡県浜松市育ち。大阪府堺市在住。10代の頃、2年ほどブラジルに滞在する。現在、キリスト教式散骨事業を行う「海洋散骨シャロームセレモニー」代表および全国通訳案内士(ポルトガル語)。チャペル・こひつじ会員。

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