【聴くドラマ聖書】夏のリスニングプランリリースに合わせ、田中満矢さんを迎えてトークイベント開催

ナイトdeライトのドラマーで、札幌新生キリスト教会ユースパスターでもある田中満矢(たなか・みちや)さんを迎えてのトーク・ライブ「みちや牧師と『聴くドラマ聖書』夏のリスニングプランを聴いてみよう!」(「聴くドラマ聖書」アプリ主催)が2日、パズコーヒーショップ(川崎市)およびオンラインのハイブリッドで開催された。

田中満矢さん( YouTube画面より撮影)

聴くドラマ聖書」(日本G&M文化財団提供)は、日本初の本格的なドラマ仕立ての聖書アプリ。2019年にサービスが始まって以来、現在までに17万人のユーザーが利用している人気アプリだ。日本G&M文化財団では、この「聴くドラマ聖書」をみんなで一緒に聴くことを提案しており、7月1日には、キャンプや教会、家族や友人と一緒に聴いてもらうためのリスニングプラン(各25分、全4回)をリリースした。トーク・ライブは、そのリリースを記念して開かれた。

ゲストの田中さんもアプリ・ユーザーの一人で、新型コロナウイルス症感染拡大によるパンデミックの期間、毎朝「聴くドラマ聖書」を励ましのメッセージと共に配信し、若者たちとつながってきた。そんな中で生まれたのが、昨年出版された『いいんだよ、昨日までのこと全部』(いのちのことば社・フォレストブックス)だ。同書には、未来を担う若者たちに希望をもってほしいという願いを込めて、今伝えたい31の言葉が綴(つづ)られている。

トーク・ライブ前半では、「聖書」がどういう書物なのか、どのようなことが書かれているのか、田中さんが八方塞がりの状態になったときに支えとなった聖書の言葉「あなたの言葉は私の足の灯/私の道の光。」(詩篇119編105節)をとおして語られた。聖書のメッセージは力であり、希望であると伝え、「目的地を入力しなければ使えないGoogleマップと違い、生きている中で道に迷い、どこに向かえばいいのか分からないときにこそ聖書は、あなたの道を照らす光になってくれる」と力を込めた。

後半では、この日限定のリスニングプランをとおしてメッセージが語られた。そのプランに使われた聖書箇所は、詩篇139編/ルカによる福音書10章25〜42節/詩篇28編で、これらの箇所の臨場感あふれる朗読が流れた後、田中さんのメッセージが始まった。

冒頭、「神様が皆さんの叫びを聞いています」と語りかけ、オーケストラでピッコロを演奏していた女の子のエピソードを紹介した。そこで、たとえ周囲に聞こえない音色であっても、一人でも、その音をきちんと聞いて理解してくれる人がいればそれだけで元気になると話し、その音色を「いのち」に重ねながら、次のように語った。

「時にはコロナ禍の時のように無音の時もあります。しかし、そんな時でさえも神はあなたを奏でることができるのです。神の心に流れている旋律を、あなたを用いて奏でることができる。あなたを聞いている存在がいるのです」

さらに、これまで出会ってきた若者たちを思い起こし、今は、孤立し、苦しんでいても、SOSが出しにくい時代であることを訴える。そのような時代にこそ必要なのは、「そうか」と聞いてくれる人であり、そうされることによって生きる希望がわいてくると田中さんは話す。

また、朗読された聖書に出てきた善きサマリア人の話に目を向け、イエス・キリストがあらわしてくださった愛の姿を知った時に、自分たちもそんな愛で愛してみたい、この愛に倣(なら)って人と関わるようになりたいと心が変えられていくのではないかと言う。そして、孤立が深まっていくこの社会の中で、あなた自身が耳を傾ける一人になってもらえないかと呼びかけ、ベタニアのマリアの話をとおして最後にこう締めくくった。

「必要なことを一つだけ選んだマリアは、世界中に述べ伝えられるのほど愛のアクションを生み出していきました。聞く者は聞く者だけで終わらず、語る者になっていきます。聖書の言葉を聞き続けて、耳に入れ続けてください。そうすれば、あなたも誰かの声に耳を傾けることができる一人になれると信じています」

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