カトリック教会の前田万葉(まえだ・まんよう)枢機卿が14日、長崎県庁に中村法道(なかむら・ほうどう)知事を訪問し、教皇フランシスコの訪日について、今年11月25日を軸に3泊4日程度滞在し、東京や長崎、広島などを訪問すると語った。

前田万葉大司教(写真:カトリック大阪大司教区提供)
6月にローマ教皇庁(バチカン)から担当者が来日し、訪問場所や行事を日本政府や日本カトリック司教協議会などと調整した上で、6月下旬から7月上旬までに正式に発表される予定だ。去年12月、前田枢機卿が謁見(えっけん)した際、教皇は「長崎から原爆と核兵器の廃絶するというメッセージを出したい」と話したといい、前田枢機卿は長崎県営ビッグNスタジアムや東京ドームでミサを開くことを要請したいと述べた。