5000円札の現在・過去・未来とキリスト教

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◆1872年5月2日 樋口一葉の誕生日

樋口一葉は明治時代に活躍した文学者で『たけくらべ』などの作品で知られています。また、現在の5000円札の肖像画の人としても有名です。代表作を次々と世に送り出した期間は「奇跡の14ヶ月」と呼ばれ、その執筆スピードは驚異的でしたが、その後ほどなくしてわずか24歳の若さで肺結核により亡くなりました。

一葉さんは特に何かの宗教に対して信仰を抱いていたわけではないようですが、同人仲間にはキリスト教系学校の教師も多く、その人たちから聖書を借りて読んだり、時には一緒に賛美歌の翻訳をしたりもしたそうです。

旧5000円札の新渡戸稲造さんはクリスチャンでしたし、新5000円札の津田梅子さんもクリスチャンでしたし、もっと以前の聖徳太子さんは別としても、5000円札とキリスト教とは実は縁が深いのかもしれません。

それではまた明日。

横坂剛比古(MARO)

横坂剛比古(MARO)

MARO  1979年東京生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科、バークリー音楽大学CWP卒。 キリスト教会をはじめ、お寺や神社のサポートも行う宗教法人専門の行政書士。2020年7月よりクリスチャンプレスのディレクターに。  10万人以上のフォロワーがいるツイッターアカウント「上馬キリスト教会(@kamiumach)」の運営を行う「まじめ担当」。 著書に『聖書を読んだら哲学がわかった 〜キリスト教で解きあかす西洋哲学超入門〜』(日本実業出版)、『人生に悩んだから聖書に相談してみた』(KADOKAWA)、『キリスト教って、何なんだ?』(ダイヤモンド社)、『世界一ゆるい聖書入門』、『世界一ゆるい聖書教室』(「ふざけ担当」LEONとの共著、講談社)などがある。新著<a href="https://amzn.to/376F9aC">『ふっと心がラクになる 眠れぬ夜の聖書のことば』(大和書房)</a>2022年3月15日発売。

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