主の御名をあがめます。
今日もクリスチャンプレスをご覧いただきありがとうございます。
◆1869年10月2日 マハトマ・ガンジーの誕生日
「非暴力・不服従」を掲げてイギリスの植民地支配からインドを解放する指導者になったのが、ガンジーです。「マハトマ」というのは「偉大な魂」という意味の尊称であり、本名ではありません。
ガンジーは新約聖書の「山上の説教」に大きな影響を受けたと言われていますが、そんな彼の言った言葉の中で興味深いものに、「私はイエス・キリストは好きだがクリスチャンは嫌いだ」というものがあります。クリスチャンの一人としては耳が痛い言葉ではありますが、しっかりと心に留めなくてはいけないものだと思います。いくらイエス様を信じて、日々祈っていても、それでも罪を犯してしまうのが人間です。いくら「山上の説教」をくりかえし読んだとしても、それでもその説教の通りに生きられず、罪を犯してしまうのが人間の罪の深さです。たとえ信じる信条がどんなに正しくても、それによって必ずしも自分が正しいとは限りません。反対に、その人の行いが正しくないからと言って、その人の信じるものが正しくないとも限りません。考えさせられます。
私は、したいと願う善を行わないで、したくない悪を行っています。(ローマ人への手紙7:19)
それではまた明日。
主にありて。