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「JESUS REIGNS JAPAN(ジーザス・レインズ・ジャパン)」(主催:同プロジェクト・チーム)が今年も8月15日に開催される。本番前の最後のビジョン・キャスティングが23日、本番の会場でもあるティアラこうとう(東京都江東区)で開かれた。
「王なるイエスの祭典」ジーザス・レインズは、2012年にフィリピン人のクリスチャン女性ジーナさんによってセブ島から始まった。今ではフィリピン全土に広がり、国民的な祭典となっている。日本では16年から始まり、今回で3回目となる。過去2回は豊洲ピット(東京都江東区)を会場に行われ、毎回1000人もの人が集まり、ジーザス・レインズ(イエスの統治)を宣言した。今年は東京だけでなく、福島と長野でも同時開催が決まっている。
ジーザス・レインズは、次の5つのコア・バリュー(基本方針)に則って行われる。①祈り、②名前を名乗らない、③一致、④犠牲を払って与える、⑤卓越性。その中で最も共感を覚えられているのが「名前を名乗らない」ことだ。
ジーザス・レインズでは、牧師や教会の名前を一切出さず、イエス様の御名だけを崇(あが)める祭典として徹底している。有名なバンドやメッセンジャーを求めて集まるのではなく、ただ礼拝者、生きたいけにえとして自らをささげることで一致して一つとなり、花婿(はなむこ)イエスの再臨のため、油を絶やさない整えられた花嫁となるためだという。
開催日を8月15日とすることは、ジーナさんに与えられたビジョンによる。2015年のジーザス・レインズ・フィリピン開催中に、「日本で開催するなら8、1、5、8月15日はどうでしょう」と提案されたのだ。彼女はその日がどのような意味があるかまったく知らなかったが、日本が戦争で負けて完全降伏した日であり、今でも悲しさを覚える日だ。ジーザス・レインズ・ジャパン・コーディネーターの重枝覚子(しげえだ・かくこ)氏(使徒的実現チャーチ東京牧師)は次のように語る。
「聖書に、『シオンの嘆き悲しむ者たちに、灰の代わりに頭の飾りを、嘆きの代わりに喜びの油を、憂いの心の代わりに賛美の外套を着けさせるために。彼らは、義の樫の木、栄光を現す、主の植木と呼ばれる』(イザヤ61:3、新改訳2017)とあります。『神様は日本に、憂いの心の代わりに賛美の外套を着せたいのだ』としっかり受け止めました。ジーザス・レインズは、これまでにないまったく新しい祭典です。神の子たちが集まり、イエス様の名前だけを掲げ、礼拝し、イエス様に私たち自身をささげる集会なのです」
そして、ジーザス・レインズ・ジャパンで起こった奇跡的な出来事を分かち合った。それは、第1回目の開催後、救われた一人の若い男性の証しだ。
「彼は、第1回目のジーザス・レインズ・ジャパン開催まで8カ月にわたって忠実に準備を手伝ってくれ、教会にも来て聖書の学びをしていました。しかし、イエス様を救い主として受け入れてはおらず、決して『アーメン』と口にしませんでした。ところが、ジーザス・レインズが終わった翌日のヴィクトリー・パーティーの席上でイエス様を受け入れたのです。ジーザス・レインズの中に神様の力を見たからです。開催前には予想もできなかったほどの人が集まり、『ジーザス・レインズ』を宣言するクリスチャンたちを見て、『これは人の力ではなく、神様が集めたんだ』と分かったそうです。神様は本物だと、神様の前に降参したのです」
今年は、「新しい扉が開く」をテーマにドラマチックな演出が計画されている。2020年のオリンピックを祝福するため、1964年に開催された東京オリンピックのファンファーレから幕が開く。そこに、黙示録5章に登場する24人の長老が、イエス様のご性質を表すバナーを持ってホールの後ろから登場する。その後、曲が変わり、壇上では、小羊の婚礼など天国の様子が繰り広げられ、そこにジーザス・レインズのロゴをかたどった王冠が入場する。
重枝氏は、「事を隠すのは神の誉れ。事を探るのは王たちの誉れ」(箴言25:2、同)という聖句を引用し、次のように締めくくった。
「神様は事を隠しておられるが、王の誉れはそれを見いだします。私たちは、日本中に隠されている神様の奇跡、しるし、不思議を見いだすのです。8月15日に、一緒に神様の奇跡を見ましょう。ジーザス・レインズが47都道府県に広がっていき、各地で点と点がつながっていくように、クリスチャンが一つとなっていくことを宣言します!」
【開催概要】
2018年8月15日(水)午前9時開場、11時パレード、午後1時グランド・オープニング
【東京】ティアラこうとう大ホール(江東区住吉2-28-36)
【福島】ミューカルがくと館大ホール(郡山市開成1丁目1-1)
【長野】まつもと市民芸術館(松本市深志3-10-1)