アジアキリスト教協議会第15回総会 環境危機などめぐり声明

9月27日から10月4日までインド南部のケララ州にある都市、コッタヤムで開かれたアジアキリス教協議会(CCA)第15回総会では、アジアで台頭しつつある幅広い諸問題について議論が行われ、「オースラリアの先住民族の声」「環境危機強制的な立ち退きに至る天然資源の搾取的な抽出」「朝鮮半島の平和」「被造世界への配慮」「人間の尊厳いのちの健全性」「人身取引強制移住」「フィリピンにおける人権侵害を終わらせる」「ナゴルノ・カラバフの情勢」いった声明文が採択された。

「オースラリアの先住民族の声」についての声明文は、次のこを肯定した。「私たちは先住民族が直面している闘いが地理的な境界線によって限定されるのではなく、認知や強化、そして和解を求める彼らの呼びかけにおいて普遍的である認識する。この連帯信仰の精神において、アジアキリス教協議会第15回総会は、オースラリアの先住民族の住民投票声の問題に関するこの声明を提示し、アジアそしてそれを超えたころの先住民族に、正義和解に向けた彼らの集合的な旅において寄り添う、私たちの揺るぎない責務を再確認する」

「環境危機強制的な立ち退きに至る天然資源の搾取的な抽出」に関する声明文は、利潤に焦点を絞った産業による搾取に直面した、アジアの先住民族の社会を苦しめ続けた、抽出による搾取搾取的なビジネスの実業いう、蔓延している問題を取り上げたの。この声明文は、りわけインドネシアにおける生態系の危機に言及した。

「朝鮮半島の和解平和」は、南北朝鮮の休戦70周年記念を念頭に置いた声明文で、「私たちは改めて、朝鮮戦争が終わっておらず、平和が不完全であり、そして戦争がいつで勃発しうるいうこを思い起こしている。この休戦70周年記念において、私たちは朝鮮半島における真の平和のために熱心に祈る」

「平和を代替策ではなく義務にしよう」いう声明文は、「軍事化の由々しき台頭、熱狂した軍拡競争がアジア中で広範囲に広がっているこ」に注意を促した。この声明文はさらにこう詳しく述べた。「飢餓や貧困のような、差し迫る諸問題への取り組みに向け直すこができる何十億ドルお金が、代わりに膨大な兵器の貯蔵を増強するこに浪費されている。この資源の流用は、新自由主義の猛攻撃、アジアにおいて経済的に脆弱な社会を搾取してはその民衆に破滅的な影響をたらしている、富裕な国々の間で自滅を招く競争によって悪化しつつある。環境が被害を受け、そして漁業や農業いった、自らの暮らしのために、社会が依存する貴重な資源が枯渇しているのである」

「被造世界への配慮」に関する声明文は、「神よ、私たちを新しくし、そして被造世界を修復してください」いう、第15回総会のテーマを、りわけ、飢餓、貧困、経済格差、不平等、民族的・宗教的及びジェンダーをめぐる暴力、紛争や緊張、移住、人身取引、宗教的原理主義、そして少数派である宗教共同体の苦闘いった次を持つ、世界の「複合危機」のただ中において、言い直すなった。この声明文はCCAを構成する人たちに対し、「複合危機の要因に直接的に取り組む提言活動や戦略に優先順位を大きくする」よう激励した。

「人間の尊厳いのちの健全性」が、六つ目の声明文の焦点をなすなった。「健康、いやし、そして健全性は、人類のための神の聖なる恵み御旨の中心をなすのであり、それは調和をって神や民、そして被造世界全体共に、共同体のうちに生きるこ関するのである。いやし、壊れた人間の生活において憐れみをって健全性の修復をするこ、そしてご自身を空にする無条件の愛において私たちの主一つになるこいう、神聖な奉仕における証し創造的な参与において、教会はより大きな役割を担うこができる。この精神において、私たちは、りわけ障がい、精神的健康、老人緩和のケア、そして性生殖に関する健康に関する、微妙な諸問題に、私たちの多様な共同体の中において、取り組む必要性を認めるのである」、この声明文には記されている。

「公的債務」に関する声明文は、破産宣言を引き起こし、深刻な政治的・経済的危機を引き起こした、スリランカにおける状況に注目するなった。スリランカを例して引き合いに出しつつ、この声明文はそのような債務危機に対するいくつかのアジア諸国の脆弱性を強調するに、CCAを構成する人たちに対し、「そのような債務を提供した国々を説得し、債務帳消しを真剣に考慮するための適切なプロセスを開始し提唱する」よう呼びかけた。「それによってのみ、それらの国々の国民は、自らの尊厳を確保する民主的な空間のうちに、そのような危機から立ち上がるこができるようになるだろう」いう。

「人身取引強制移住」は、今日のアジアにおいてみるこができる、移動移住が持つさまざまなパターンの複雑な性格相互連関に光を当てる声明文なった。この声明文はCCAを構成する人たちに対し、りわけ、移民に対する自らの奉仕活動を強化し、人身取引の被害者たちのために歓迎癒やし及び歓待の場所なり、人身取引強制移住の現実について会衆を教育し、全国及び国際的なレベルで提言活動に関与するよう呼びかけた。

(エキュメニカル・ニュース・ジャパン)

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