東京基督教大学(山口陽一学長)が主催する第3回「全国中高生クリスチャン川柳コンテスト」(いのちのことば社、キリスト新聞社、hi-b.a.=高校生聖書伝道協会=後援)の結果が11月11日、同大学のホームページで発表された。
今年で第3回目となる今回も「キリスト教の教会生活」「キリスト教の信仰生活」「キリスト教学校でのキリスト教活動」などのテーマをもとに多くの応募が集まった。
審査員は去年に引き続き、岩渕まこと(シンガーソングライター)、北口美喜(hi-b.a.スタッフ)、松谷信司(キリスト新聞社)、米本円香(いのちのことば社)の4氏。
最優秀賞、優秀賞、佳作に加えて、それぞれ審査員特別賞としての副賞も選ばれた。受賞作は以下の通り。
■最優秀賞(アマゾンギフト券5万円)
説教中 聖書落として 目が覚める
ペンネーム:いももちさん(中学3年生)
■優秀賞(アマゾンギフト券1万円)
通読は レビ記の壁が 高すぎる
ペンネーム:夏野いちごさん(高校2年生)
鳴らないで 黙想中の 腹の虫
ペンネーム:ももさん(高校2年生)
(いのちのことば社賞:『10代から始めるキリスト教教理』)
■佳作(TCUオリジナルTシャツ)
高校生 試験の時だけ 祈り出す
ペンネーム:コーラスさん(中学1年生)
(hi-b.a.賞:『新それってどうなの?Q&A高校生クリスチャンライフ編』)
祈る時 親にバレない 時間帯
ペンネーム:せほくんさん(中学3年生)
讃美歌で 歌い始めの フライング
ペンネーム:さささん(高校1年生)
髪命 今では私 神命
ペンネーム:りりてんさん(高校2年生)
(キリスト新聞社賞:『キリスト教のリアル』)
マスクでも 賛美ささげる 心から
ペンネーム:ピーチカさん(高校3年生)
(岩渕まこと賞:エッセイ『気分は各駅停車』)
審査員のコメントより抜粋
「川柳という短い句の中に自分と神さまとの関係を考えていく時間になったのではないかなと思いました。学校生活の礼拝の時間、自分と神さまの時間、神さまを感じる時になったと思います」(北口)
「今回選ばれなかったのですが、『もし推しが イエスだったら ミサ寝ない』という句は私だけ推したのですが(笑)、すごく今っぽいなと思いました。中高生の感性を我々は忘れがちだと思うので、常に中高生が今のリアルを思い出させてくれるコンテストだと思いました」(松谷)