主の御名をあがめます。
今日もクリスチャンプレスをご覧いただきありがとうございます。
◆1648年10月24日 ヴェストファーレン条約調印
学校では「ウェストファリア条約」として習った方も多いかもしれません。ローマ・カトリックとプロテスタントの間で起きた三十年戦争の講和条約で、これにより両者の争いは一応の決着をみました。また、この条約が現代の国際法の概念のもとにもなりました。この後、ナポレオンの出現までヨーロッパはこのヴェストファーレン体制が続くことになります。
キリスト教の歴史をみるとこのように、様々な戦争がありました。それは神を信じる者としてとても悲しいことです。神を信じる者でも過ちは犯してしまう。しかし神自身はあくまで真実である。そのことはしっかりと覚えておかなくてはいけないと思います。
それではまた明日。
主にありて。

MARO 1979年東京生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科、バークリー音楽大学CWP卒。 キリスト教会をはじめ、お寺や神社のサポートも行う宗教法人専門の行政書士。2020年7月よりクリスチャンプレスのディレクターに。 10万人以上のフォロワーがいるツイッターアカウント「上馬キリスト教会(@kamiumach)」の運営を行う「まじめ担当」。
著書に『聖書を読んだら哲学がわかった 〜キリスト教で解きあかす西洋哲学超入門〜』(日本実業出版)、『人生に悩んだから聖書に相談してみた』(KADOKAWA)、『キリスト教って、何なんだ?』(ダイヤモンド社)、『世界一ゆるい聖書入門』、『世界一ゆるい聖書教室』(「ふざけ担当」LEONとの共著、講談社)などがある。新著『ふっと心がラクになる 眠れぬ夜の聖書のことば』(大和書房)2022年3月15日発売。