主の御名をあがめます。
皆様いかがおすごしでしょうか。MAROです。
本日もクリプレにお越しいただきありがとうございます。
すみません、少々体調を崩してお休みしておりました。
聖書のランダムに選ばれた章から思い浮かんだよもやま話をしようという【聖書からよもやま話】、今日は旧約聖書、ヨエル書の3章です。よろしくどうぞ。
ヨエル書 3章4節
ツロとシドン、またペリシテの全地域よ。
おまえたちは、わたしにとって何なのか。
(『聖書 新改訳2017』新日本聖書刊行会)
ツロとシドンというのは簡単に言えば神様の言いつけに逆らって悪いことをしていた街のことです。彼らはイスラエルの人たちに対してもずいぶん酷いことをしていたようです。それで神様は怒って「おまえたちは、わたしにとって何なのか」つまり意訳すれば「私にケンカ売ってるのかこのやろー!」と言いました。
「ケンカ売ってるのか?」という文章は形式上は疑問文ですけど、実際の意味としては「私はあなたを敵とみなします」ということですよね。神様の「おまえたちは、わたしにとって何なのか」も同じようなことです。形式上は疑問文ですけど、「私は君たちを敵とみなす」と言っているわけです。
そしてその後には「やるなら徹底的にやるぞこのやろー」と、神様はどのように徹底的にツロとシドンをこらしめるのか、非常に具体的に述べ、そして本当にその通りにしました。つまり神様は自分の民であるイスラエル人をいじめるツロとシドンに対して、「うちの子分をいじめるなら容赦しないぞ、徹底的にやるぞ!」と言い、そしてそれを実行したわけです。何と頼もしい親分でしょう。
神様は現代のクリスチャンに向けても、同じ態度を示してくださいます。あらゆるクリスチャンを対象に「この子をいじめるなら、私の敵だぞ。容赦しないぞ」と睨みを効かせてくださっています。最強の親分、究極の親分が、クリスチャンには味方についてくれているんです。
「神様」と思うとちょっと遠い存在のように思えてしまって、どのように接していいか分からなくなることもあるかと思うのですが、「親分」と思うとちょっと身近な存在になる気がします。
それではまた。
主にありて。
MAROでした。
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