米国最大の南部バプテスト連盟で児童への性的虐待 被害者は700人以上

米国の南部バプテスト連盟の指導者やボランティア約380人が性的虐待を行っていた疑いがあるとテキサス州の新聞社が報道した。1998年以降の被害者は700人以上に上るという。被害者のほとんどが子どもで、最年少は3歳。南部バプテスト連盟は米国最大のプロテスタント教派で、米国南部を中心に教会が4万7000あり、信徒1500万人を擁する。故ビリー・グラハムやキング牧師、クリントン元大統領などが属している。

(写真:ヒューストン・クロニクル)

雑賀 信行

雑賀 信行

カトリック八王子教会(東京都八王子市)会員。日本同盟基督教団・西大寺キリスト教会(岡山市)で受洗。1965年、兵庫県生まれ。関西学院大学社会学部卒業。90年代、いのちのことば社で「いのちのことば」「百万人の福音」の編集責任者を務め、新教出版社を経て、雜賀編集工房として独立。

この記事もおすすめ