神学校、2021年度の志望者に向けて多様なスタイルで学校案内を開催

秋学期シーズンとなり、神学校では、来年度の入学を希望もしくは考慮中の人に向け、さらに学校に関心を持ってもらおうと、新型コロナウイルス感染防止を徹底させながらさまざまな形で学校案内の場を設けている。

コロナ禍でオンラインの活用が進む中、JTJ宣教神学校(横山英実学長、台東区)は、9月より「ZOOM」を使用した「JTJ公開ミニライブセミナー 」を順次開催している。ZOOMをとおして、実際の授業に近い体験をしてもらい、JTJで学ぶことに興味を持ってもらうのが狙い。第1回目の横山学長の「組織神学(救済論)」を皮切りに、すでに4本の動画が配信されている。それぞれの動画の長さは、20分ほどで、講義のダイジェスト版という感じだ。

ホームページにある申し込みフォームから事前に申し込めば、誰でも無料で見ることができる。また、過去に公開されたものは全てユーチューブで配信されているので、こちらも無料でいつでも視聴可能だ。JTJは、いつでも入学申し込みができる通信学習制と、通学する教室学習制の2つのコースがあるが、コロナ禍で、教室学習制の学生は2学期もオンラインでの受講となっているため、1回1000円で誰でも聴講できるシステムも現在では休止されている。興味のある人には、同セミナーの活用をすすめている。

今後も、週1~2回のペースで同セミナーを公開し、来年の3月くらいまで続ける予定。音声配信「スタンドエフエム(stand.fm)」でも順次アップしているので、そちらでも聞くことができる。直近の予定は、1日、青木靖氏(登戸エクレシアキリスト教会牧師)、8日、尾山令仁(厚木聖書キリスト教会牧師)、13日、進藤龍也氏(罪人の友 主イエス・キリスト教会牧師)、16日、松谷信司氏(キリスト新聞編集長)「オンライン礼拝の留意点と可能性」

現在、オープンキャンパス等を予定している神学校は以下のとおり。

日本聖書神学校(神保望校長、新宿区)
オープンキャンパスを10月6日(火)に開催。時間は、午後6時半~午後8時半。ZOOMでの参加も可。2回目は来年1月11日(月・祝)を予定。

聖契神学校(関野祐二校長、目黒区)
オープンキャンパスを10月31日(金)に、ZOOMを利用したオンラインで開催。時間は、午前10時半~午後3時半。

日本ルーテル神学校(石居基夫校長、三鷹市)
神学校オープンセミナリーを10月18日(日)に、ZOOMを利用したオンラインで開催。時間は午後3時~午後9時まで。

聖書宣教会(赤坂泉校長、羽村市)
オープン・デイを11月7日(土)に開催。一部の授業とチャペルを公開予定。

北海道聖書学院(松元潤学院長、札幌市)
オープンデーを10月17日(土)に開催。時間は午後1時~午後3時まで。来場できない人にはユーチューブによるライブ配信も。

 

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