聖心女子大学、「クリスマスの集い」をキャンパスで開催 

聖心女子大学(学長:髙祖敏明、東京都渋谷区)は16日、23日の両日、1年次生を対象とした「クリスマスの集い」を同大宮代ホールで実施した。16日は約300人が参加し、クリスマスのキャンパスや、同学年の学生との交流を楽しんだ。

写真提供:聖心女子大学

これは、入学当初からオンライン授業が中心となっている1年次生に、クリスマスを待ち望むキャンパスの雰囲気を体感してもらい、学生同士の交流の場を提供するために行ったもの。当日は、聖歌隊によるクリスマスキャロル、聖書の朗読、学長メッセージに続き、交流の時間が持たれた。会場での参加のほか、オンラインでの参加希望者には各プログラムのライブ配信やオンライン会議システムを使用した交流会も実施した。

同大は、大学入学直後の1年間を総合的にサポートする「1年次センター」を他大学に先駆けて設置している。そこでは、大学生活のスタートとなる1年次生に必要な情報を提供し、学科・専攻が決まるまでの1年間、学生研究室の代わりとなるほか、ジェネラルレクチャーの企画・実施や、1年次ゼミである基礎課程演習のサポートも行う。今年度はコロナ禍における1年次生へのサポートとして、さらに、バーチャル1年次センターやオンライン相談窓口などを設置。この「クリスマスの集い」もその一環として開催された。

参加した学生からは、「入学してから今までの大学生生活を振り返る良い機会になった」「学生生活をリアルに感じられる場があって嬉しかった」「春から複雑な大学のシステムに苦労していたがみんな同じ思いだったと分かり安心した」といった声が寄せられている

写真提供:聖心女子大学

今後も同大では、コロナ禍における1年次生サポートとして、▷1年次生向けオンライン教養講座の開催:各界で活躍するゲストを招いての講演会等、▷バーチャル1年次センターの設置:学生同士の交流イベント、2年次から進む学科・専攻を決定するためのガイダンス等を実施、▷オンライン相談窓口の設置:メール、Google Form等多様な入口から学生の相談を受付、などの施策を実施し、初年次教育の支援を全学的に行っていく考えだ。

この記事もおすすめ