おおしま・ちから 2024年12月9日、逝去。71歳。葬儀は12月13日、日本基督教団阿佐ヶ谷教会(東京都杉並区)で行われた。
1953年東京都生まれ。東北大学卒業、東京神学大学神学部および大学院博士課程前期修了、同大学院後期単位取得退学。日本基督教団阿佐ヶ谷教会、石神井教会を牧会した後、1996年より青山学院大学宗教主任。大学宗教部長、学院宗教部長を歴任。2010~18年、日本聖書協会の「聖書協会共同訳」翻訳委員として旧約聖書を担当。日本キリスト教文化協会理事長。
著書に『イザヤ書は一冊の書物か? イザヤ書の最終形態と黙示的テキスト』(教文館)、『預言者の信仰』『聖書は何を語るか』『聖書の中の祈り』(日本キリスト教団出版局)、『旧約聖書と現代』(NHK出版)、共編著に『新版 総説 旧約聖書』『旧約聖書と説教』『ここが変わった!「聖書協会共同訳」旧約編』(日本キリスト教団出版局)など多数。
訳書に『ハーパー聖書注解』(教文館)、『キリスト教のスピリチュアリティ その二千年の歴史』(新教出版社)、共訳書に宮田光雄・柳生圀近編『ナチ・ドイツの政治思想』(創文社)などがある。