おはようございます。
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「胃にいい(1211)」の語呂合わせで、2002年に制定された記念日です。年末はなんやかんやと暴飲暴食が増えがちですから、ここで一度胃腸を整えておくのも大切です。
胃腸といえば新約聖書にはパウロが弟子に対して「水ばかり飲んでないで胃の健康のためにワインを少し飲むように」と勧めている箇所があります。飲兵衛の人には「ほらみろ!聖書だってお酒を勧めているんだ!」と喜ばしく思える箇所かもしれません。
確かに適度な飲酒は血行を良くするとか言いますし、昔から「酒は百薬の長」とも言いますけど、聖書でこう書いてあるのはもう少し事情が違うようで、当時は単純に水が汚かったんですね。今みたいに水道とかないですから。水を飲むよりもワインを飲む方が衛生的だったんです。それに、当時のワインは今よりもアルコール度数が低くて、せいぜい5%くらいだったみたいですよ。現代社会で「聖書に書いてあるから胃の健康のため」とワインを飲んでもアルコールが強すぎてむしろ胃を壊す結果にもなりかねません。素直に胃薬を飲んだ方がいいです。この「胃腸の日」を制定したのも日本大衆薬工業協会さんですから。
それではまた明日。