【今日は何の日】1868年11月2日 横山大観の誕生日

主の御名をあがめます。

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◆1868年11月2日 横山大観の誕生日

今日は日本画の大巨匠、横山大観の誕生日です。文化勲章の記念すべき最初の受賞者でもあります。生年月日については諸説あるのですが、少なくとも一説では今日なのでここでとりあげることといたしますね。

さて、一見キリスト教とはあまり関係のなさそうな大観先生をここでとりあげたのは、大観先生作のある一枚の絵が現代日本のキリスト教、ひいては宗教情勢を見事に描いていて、面白いなと思ったからです。

1902(明治35)年に描かれた「迷児」という絵なのですが、一人の子どもの周りにイエス様とお釈迦様と孔子さんと老子さんが囲んでいます。これが大観先生の見た明治日本の宗教情勢だったようです。近代化したばかりの日本、あるいは日本人という「子ども」を、様々な思想が取り囲んで困らせているという図です。これはそのまま現代日本にも当てはまるのかもしれません。あらゆることが「あれもよし、これもよし」と相対化されてしまって、「自分が」何を信じていいのかわからない、それは現代では宗教に限らずあらゆる思想や行動原理に言えることなのではないでしょうか。

解釈は人それぞれだと思いますが、どうしても紹介したい絵だったのでこのコーナーをお借りしました。

それではまた明日。
主にありて。

横坂剛比古(MARO)

横坂剛比古(MARO)

MARO  1979年東京生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科、バークリー音楽大学CWP卒。 キリスト教会をはじめ、お寺や神社のサポートも行う宗教法人専門の行政書士。2020年7月よりクリスチャンプレスのディレクターに。  10万人以上のフォロワーがいるツイッターアカウント「上馬キリスト教会(@kamiumach)」の運営を行う「まじめ担当」。 著書に『聖書を読んだら哲学がわかった 〜キリスト教で解きあかす西洋哲学超入門〜』(日本実業出版)、『人生に悩んだから聖書に相談してみた』(KADOKAWA)、『キリスト教って、何なんだ?』(ダイヤモンド社)、『世界一ゆるい聖書入門』、『世界一ゆるい聖書教室』(「ふざけ担当」LEONとの共著、講談社)などがある。新著<a href="https://amzn.to/376F9aC">『ふっと心がラクになる 眠れぬ夜の聖書のことば』(大和書房)</a>2022年3月15日発売。

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