主の御名をあがめます。
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◆紀元前539年10月17日 キュロス2世がバビロン入城
旧約聖書に描かれるイスラエルの民の最大の困難と言える出来事が、紀元前597年に起きた「バビロン捕囚」です。それまで「僕らは神様に守られた民だから大丈夫!」と、タカをくくっていたイスラエルの民でしたが、新バビロニアという国に攻められて都のエルサレムを占領され、バビロニアの首都バビロンに強制移住させられてしまいました。
その新バビロニアを攻め滅ぼしたのがアケメネス朝ペルシアのキュロス2世です。紀元前539年にバビロンを占領すると、翌年の紀元前538年に「キュロスの勅令」によって、イスラエルの民を開放しました。これによってイスラエルの民は史上最大とも言える困難の時代を終えました。
どんなに困難な時代も、やがていつか終わりが来ます。今だって僕たちは大変な時代を生きていますけれど、この困難もいずれ必ず終わりが来ます。やまない雨はないですし、終わらない困難もないんです。
それではまた明日。
主にありて。