沖縄、山口、広島に「まん延防止」適用 大学の授業も再びオンラインに

政府は7日の新型コロナウイルス対策本部で、感染が急拡大している沖縄、山口、広島の3県に「まん延防止等重点措置」を適用することを正式決定した。期間は9日から31日まで。

去年9月30日に緊急事態宣言と合わせて全面解除されて以来、約3カ月ぶりとなる重点措置。岸田政権が発足して初めて適用される。沖縄県は全域、山口県は米軍岩国基地を抱える岩国市と隣接する和木町、広島県は広島、福山両市など13市町が対象になる。

今回、オミクロン株の急速な感染拡大を考慮し、知事が認証店に対しても酒の提供自粛を求められるようにするなど、重点措置の適用内容が強化される。また、ワクチンの接種証明などによる行動制限の緩和を巡り、検査で全員の陰性を確かめる方法も使えるようにした。

感染者が過去最多となっている沖縄県は、飲食店営業は最長午後9時まで、酒類の提供は非認証店では不可に加え、学校の部活動も原則休止される。山口県は、飲食店営業は午後8時まで、酒類の提供は不可、会食は4人以内。広島県は、飲食店営業は午後8時まで、酒類の提供は不可、通学や通勤などを除き、午後8時以降の外出を避けるとなっている。

重点措置適用地域にあるキリスト教主義の大学でも、授業形式を対面から再びオンラインに切り替えるなど影響が出ている。

沖縄キリスト教学院大学・短期大学(沖縄県中頭郡西原町、金永秀学長)では、重点措置適用が決定する前の5日に、学生、および教職員の健康と安全を最優先に考え、「沖縄キリスト教学院活動基準」(レベル3)に基づき、6日(木)から、全ての授業において、遠隔従業への切り替えを決定した。期間は未定。

広島女学院大学(広島市、三谷 高康学長)は、「まん延等防止重点措置」の適用を政府に要請したことを受け、1月6日付けで「広島女学院大学新型コロナウイルス感染拡大防止のための活動指針」を「レベル2」に引き上げた。それにより、11日から31日まで一部の授業を除きオンライン授業が実施される。

沖縄キリスト教学院大学・短期大学は、仲里朝章牧師を中心とする沖縄キリスト教団(現、日本キリスト教団沖縄教区)の指導者たちによって1957年に建学された。一方、広島女学院大学は、1886年に砂本貞吉牧師が開設した中国地方では最も歴史の長いミッションスクール 。

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