カトリック高松教区 自粛継続から一転、公開ミサなど教会活動を再開

 

カトリック高松教区(教区長:諏訪榮治郎司教)は24日、「公開ミサの再開について」という文書を発表した。5月31日から主日のミサを再開するなど、すべての教会活動を「多少の制限は避けられませんが、正常化」すると通知した。

管轄する四国4県で「緊急事態宣言」が解除された直後の15日付文書では、「教区としては、今しばらく、現状の自粛体制を続けます」としていたが、他の教区で公開ミサが再開され始め、25日に全国で「緊急事態宣言」が解除されたことから、高松教区も教会活動の再開に踏み出した。

カトリック桜町教会(写真:Abasaa)

24日現在、高知県には74人、愛媛県に80人、香川県に28人、徳島県に5人の感染者が確認されている。

公開ミサの再開について」の全文は次のとおり。

ご不自由をおかけしておりましたが、来週の日曜日(聖霊降臨の祭日)よりすべての教会活動を、多少の制限は避けられませんが、正常化いたします。主日と平日のミサや集会祭儀、聖書の勉強会、要理の勉強会、各種の集会や奉仕活動など、コロナ・ウイルスの流行以前と同様に行うことができます。“多少の制限”をと申し上げたのは、コロナ・ウイルス感染は収束したわけではなく、引き続き感染拡大の防止への国民の協力が求められているからです。このウイルスの感染においても、症状の出ている人の数倍の感染者が居ると想定されており、私たちの中の誰かが感染を受けていても何も不思議ではありません。教会活動の再開にあたって、教区としては以下のお願いをしたいと思っています。これらは、既(すで)に3月26日にお知らせしたものに補足した内容です。(実施予定期間:6月末まで)

「教会活動において、今しばらく、守って頂きたいこと」

①下記にあてはまる方は、ミサ参加をお控え下さい。教区からのお願いです。

○ミサ前(自宅出発時)に、発熱がある方(微熱を含む)

○持病や御高齢で感染した場合重篤(じゅうとく)な転帰の可能性のある方および体調が悪い方

○過去1週間以内に発熱や感冒(風邪)症状で受診や服薬等をした方

○感染拡大している地域や外国への訪問歴が10日以内にある方

②《典礼に参加する方々への注意!》主任司祭の指導に従って下さい。

・ミサは聖堂の窓や入り口をできるだけ開け放して下さい。

・万一の時に迅速に連絡を取るため、参加者は入り口で名前を書いて下さい。

・消毒液を用意し、聖堂への大堂と退堂時には手指消毒をして下さい(手荒れの方などは不要)。

・司式者を含めマスクを着用し、できるだけ相互の間に1m以上の距離を常に保って下さい。

・ミサ中、聖歌は歌いません。祈りも大きな声は避けて下さい。

・ホスチアは各自が入れるのでなく、典礼係が人数分を御準備ください。

・お祝い日も会食や不要不急の集まりは自粛し、食器を使う場合は使い捨て容器を使用のこと。

・会議や連絡は、電話やズーム、ラインなどを利用してください。教区としても整備中です。

・教会を使っておられる各種の活動団体におかれましては、上記を参考に各自ご判断ください。

雑賀 信行

雑賀 信行

カトリック八王子教会(東京都八王子市)会員。日本同盟基督教団・西大寺キリスト教会(岡山市)で受洗。1965年、兵庫県生まれ。関西学院大学社会学部卒業。90年代、いのちのことば社で「いのちのことば」「百万人の福音」の編集責任者を務め、新教出版社を経て、雜賀編集工房として独立。

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