ダビデ像も3Dプリンターの時代

世界的な彫刻の名作、フィレンツェのアカデミア美術館に置かれているダビデ像をこの度、スウェーデンの多国籍企業内の技術者チームにが3Dプリンターで複製したとAFP通信が4月28日に伝えました。複製はオリジナルと同じ大きさですが、素材がアクリル樹脂であるため、重量は10分の1の550kgだそうです。10分の1で550kgということは、オリジナルは5.5tもあるということですね。彫刻の重さって、特にダビデ像のような大きなものについては気にすることは少ないですが、やっぱり石の塊ですから重いんですね。

Photo by Jack Hunter on Unsplash

複製は表面に大理石の粉が用いられているため、かなり精巧にできているそうで、10月にドバイ国際博覧会で展示される予定です。

しかしミケランジェロさんも自分の作品がこんな風に複製される日が来るとは予想外だったでしょうね。

それではまたいずれ。

 

横坂剛比古(MARO)

横坂剛比古(MARO)

MARO  1979年東京生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科、バークリー音楽大学CWP卒。 キリスト教会をはじめ、お寺や神社のサポートも行う宗教法人専門の行政書士。2020年7月よりクリスチャンプレスのディレクターに。  10万人以上のフォロワーがいるツイッターアカウント「上馬キリスト教会(@kamiumach)」の運営を行う「まじめ担当」。 著書に『聖書を読んだら哲学がわかった 〜キリスト教で解きあかす西洋哲学超入門〜』(日本実業出版)、『人生に悩んだから聖書に相談してみた』(KADOKAWA)、『キリスト教って、何なんだ?』(ダイヤモンド社)、『世界一ゆるい聖書入門』、『世界一ゆるい聖書教室』(「ふざけ担当」LEONとの共著、講談社)などがある。新著<a href="https://amzn.to/376F9aC">『ふっと心がラクになる 眠れぬ夜の聖書のことば』(大和書房)</a>2022年3月15日発売。

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